藤井王将 新会館での対局は「自分としては、ない方がいいかもしれません」 そのココロは…
2024年02月16日 20:31
芸能
ただ、全8冠を保持する限り、対局はタイトル防衛戦中心となり、同会館ではない。コロナ禍の20年棋聖戦第4局などを非常時に行った例はあるが今後、同会館での対局は失冠を意味することになり、「自分としては、ない方がいいかもしれません」と藤井、同席した浜田剛史市長は「複雑な思いです」と苦笑いだった。
同市では、市内の小学1年生に同市産の檜で作った将棋駒を贈っている。昨年度からのべ6000人。普及を見据えた取り組みに、藤井は「私が将棋を覚えたのは5歳の頃。周囲に将棋の強い大人はおらず、最初から勝つ楽しさを覚えた。子供にとってはそれがうれしかった」と思い出を披露した。