トラウデン直美 小渕優子氏らの自民裏金調査に「もらった分に対してどういう落とし前をつけていくのか」
2024年02月16日 12:40
芸能
調査では、派閥から還流された金を議員自ら認識していたのは32人で、うち11人は収支報告書への不記載を認識していたと明らかにした。主な使途として、懇親費用や車両購入など15項目を列挙。違法な使途は否定した。安倍派では不記載が20年以上前から行われていたこともうかがわれるとした。具体的回答は匿名とした。還付金などを「使用していた」と答えたのは53人、「使用していなかった」は31人、残りの1人は受領を認識していなかったと回答した。
野党が追及した安倍派の裏金づくりの時期や動機は「判然としない」と結論付け、使途についても領収書を明示していないケースがあり、不明朗さは否めない内容。調査の客観性を確保するため外部弁護士を介在させたが、真相は依然やぶの中で、自前調査の限界を露呈した格好となった。
岸田首相は、裏金事件を巡る国会の政治倫理審査会の開催について「国会で決めるものだ。党としてはそれぞれの議員があらゆる場を通じて丁寧に説明を尽くすよう引き続き促していきたい」と述べた。
MCの谷原章介が「確定申告が始まりましたけれども、今回は匿名の調査(公表)ということですけれども、この匿名、どう思いますか?」と聞くと、トラウデンは「若手議員の方がおっしゃっているように、もしかしたら匿名の方がいろいろ意見が出やすいという部分があるのかも知れないですけど、お金の部分はきっちり誰がどうして何に使ってかはしっかり出してほしいなと思いますし、それに対する認識も、どういう認識をしてどういう取り扱いをしていたのかというのは個人名をちゃんと出してほしいなと思います、国会議員なんだから」と指摘。そして、「もらった分に対してどういう落とし前をつけていくのか。税金を払うのか、何になるか分からないですけど、そういった部分だとか、今後再発しないようにデジタル化を義務化するとか、どういう方針でやっていくのかというのを、ただ報告するだけでなく決めていってほしいなと思いますね」と自身の考えを述べた。