自民・平井卓也氏 規制法改正与党案のパー券5万円超公開に言及「最前線で体を張っていた議員にとったら」
2024年06月02日 08:41
芸能
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平井氏は、岸田首相が公明党の案を受け入れてパーティー券購入者名の公開基準額を「5万円超」に引き下げたことについて「このパーティー券の問題、政治活動の自由というのをずっと自民党は言っていたわけで、急にこのように落ち着いてしまうと最前線で体を張っていた議員にとってみたら、これは不満が出て当然だと思います」と話した。
平井氏は党広報本部長。政治資金パーティー裏金事件では、派閥からの還流は受けていない。
平井氏の事務所によると、平井氏は自らが代表を務める「自民党香川県第1選挙区支部」に2020年に1千万円、21年に500万円を寄付した。20年分は控除手続きをしたが、21年分は控除を受けていないとした。
租税特別措置法では、個人が政党や政党支部に寄付した場合、寄付額の約3割を控除されるか、課税対象の所得総額から寄付分が差し引かれる。
安倍派の政治資金パーティー裏金事件で、政治資金収支報告書に還流分の不記載があった稲田朋美衆院議員(福井1区)や菅家一郎衆院議員(比例東北ブロック)も、政党支部に寄付し、税控除を受けていたことが明らかになっている。