三輪記子弁護士 星野源巡る憶測投稿を法的解説「名誉毀損が成立する可能性が」 拡散行為も…

2024年06月02日 13:14

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三輪記子弁護士 星野源巡る憶測投稿を法的解説「名誉毀損が成立する可能性が」 拡散行為も…
東京・赤坂のTBS社屋 Photo By スポニチ
 弁護士の三輪記子氏が2日放送のTBS「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)にVTR出演。シンガー・ソングライター星野源がネット上に流れた憶測を否定した件について、法的な面から解説した。
 星野を連想させる不倫スキャンダルと、その事実を所属事務所がもみ消したといったうわさが22日、有名インフルエンサーの投稿でSNS上に拡散した。

 これを受け、所属するアミューズは「星野源において当該投稿にある事実は一切なく、また当社が記事をもみ消した事実も一切ありません。虚偽の情報の拡散、発信には法的措置を検討いたします」と全面否定。星野もうわさを「事実無根」と否定した。

 番組ではこれについて三輪弁護士にVTR取材を実施。今後星野側が被害を訴えた場合にどうなるのか。三輪弁護士は「名指しされていなくても同定可能性、これが星野源さんなんだってことが認定される可能性は十分にあるので、これは名誉毀損が成立する可能性があって」と明言。その場合には「法定刑としては3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金のというふうになっています」と説明した。

 「また名誉毀損っていうことで、民事上の損害賠償請求をするということはあり得ると思います」とも語り、「ただ名誉毀損が認められたとしてもその認容額というのは正直そんなに高くなくて、数十万円から数百万円。100万円とか200万円とかそのあたりなのかなと思います」と続けた。

 さらに憶測投稿を拡散する行為も“黄色信号”だと発言。「拡散した人っていうのは、要するに直接的なものじゃなくて、二次的に拡散に貢献してしまったっていうふうに評価されて、元々の発信をした人と同様の一定の損害賠償義務を負う可能性はゼロではないと思います」との見解を述べた。

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