プロ注目の右腕、東播磨・原田が5回戦で姿消す 3回に救援登板も走者一掃の適時打浴び「力不足でした」

2023年07月21日 13:24

野球

プロ注目の右腕、東播磨・原田が5回戦で姿消す 3回に救援登板も走者一掃の適時打浴び「力不足でした」
3回途中から救援登板し力投むなしく敗れた東播磨・原田 Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権兵庫大会・5回戦   東播磨0-4明石商 ( 2023年7月21日    高砂 )】 プロも注目する大会屈指の好右腕、東播磨・原田祐人(3年)の夏が終わった。3回、1点を先制され、なおも1死一、二塁から救援登板。右前打で満塁にされると、次打者に走者一掃の適時二塁打を浴びた。
 「いつでもいける準備はしていた。1点もやれないということで力が入ったかもしれないが、相手打者が上。力不足でした」
 6回2/3を投げ5安打1失点。4回以降は「失点して開き直った部分もあった」と1メートル89の長身を生かした角度ある球で明石商打線を2安打に封じた。それだけに、悔やまれる3回となった。

 「入学当初はエースになれるなんて思っていなかった。やりきりました」

 小学時代にプレーした「HIOKAパワーズ」では今秋ドラフト候補の滝川二・坂井陽翔とチームメートだった。注目される進路に関しては、大学進学を目指すという。最終的にはライバルと同じプロの世界を夢見て、次のステージに向かう。

 ◇原田 祐人(はらだ・ゆうと)2006年(平18)1月17日生まれ、兵庫県加古川市出身の17歳。氷丘南小1年から「HIOKAパワーズ」で野球を始める。氷丘中では「高砂宝殿ボーイズ」でプレー。東播磨では1年夏からベンチ入りし2年秋からエース。最速135キロでカーブ、カットボール、フォークを操る。1メートル89、78キロ。右投げ右打ち。

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