智弁学園・松本が決勝3ラン 阪神・前川と自主練習を共にしてきた“弟子”が値千金一発

2023年07月21日 17:26

野球

智弁学園・松本が決勝3ラン 阪神・前川と自主練習を共にしてきた“弟子”が値千金一発
智弁学園・松本大輝(3年) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権奈良大会3回戦   智弁学園7―4桜井 ( 2023年7月21日    佐藤薬品スタジアム )】 4―0の6回に同点に追いつかれるも、直後に勝ち越し。7―4で桜井を下し、8強入りを決めた。
 嫌なムードを、主軸の一振りで変えてみせた。4―4の6回、1死一、三塁で打席に立った松本大輝(3年)が、内角直球を叩き、右翼場外へ通算28本目となる決勝3点本塁打。「1試合を通して最も大事な場面だと思った。ここで打たないと嫌な展開になることはわかっていた」

 2学年上の先輩・前川右京(阪神)からもらった言葉を、今でも胸に刻んでいる。松本は1年生の頃、当時3年生だった前川から、頻繁に自主練習に誘ってもらっていた。そこで授かったのは「初球から自分のベストなスイングを出すこと」。3ランの打席でも、その“初球″を場外へ。虎の若き大砲の教えが、会心の一打につながった。

 21年夏以降、甲子園からは遠ざかっている。松本は「練習から、甲子園に行くと口に出している。最後の夏は甲子園一本で」と、力強く誓った。 
 

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