4年ぶり甲子園へ、明石商8強進出 エース横山楓真が2安打完封「日本一が目標だが、一つずつ」

2023年07月21日 14:18

野球

4年ぶり甲子園へ、明石商8強進出 エース横山楓真が2安打完封「日本一が目標だが、一つずつ」
<東播磨・明石商>2安打完封勝利を飾った明石商のエース横山 Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権兵庫大会5回戦   明石商4―0東播磨 ( 2023年7月21日    高砂 )】 2019年夏以来、4年ぶりの甲子園出場を目指す明石商が東播磨を下し、準々決勝に進出した。原動力になったのはエース右腕の横山楓真だ。最速142キロを誇る真っすぐにカットボールなどを織り交ぜ10三振を奪い、2安打完封した。
 「0点に抑えられたことは良かったが、浮いた球や逆球、四球もあった。そこは反省しないといけない」

 1年夏からベンチ入りするなど期待されながら思うような結果が出ず。今春には狭間善徳監督から「打撃がいいので投手やめよか」と野手専念を促されたが、投手へのこだわりを示した。投球フォームなどを見直し、一塁方向に流れる悪癖を修正。体重移動などバランスが良くなり制球力が一気に良化したことで力強い真っすぐも生きるようになった。

 今大会は初戦の2回戦から登板3試合、計21回を投げ無失点。「0点に抑える気持ちでマウンドに立っている。日本一が目標だが、一つずつ」。開花したエースには4年ぶりの聖地が見えている。

 ◇横山 楓真(よこやま・ふうま)2005年(平17)5月7日生まれ、兵庫県神戸市出身の18歳。下畑台小2年から野球を始め、桃山台中では「神戸中央リトルシニア」でプレー。明石商では1年夏からベンチ入りし、3年夏から背番号1。1メートル84、81キロ。右投げ右打ち。

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