【球宴】阪神・中野&木浪 安打競演!木浪は球宴初「1本打ちたかったので良かった」中野は2戦連続

2023年07月21日 05:15

野球

【球宴】阪神・中野&木浪 安打競演!木浪は球宴初「1本打ちたかったので良かった」中野は2戦連続
<全セ・全パ>8回、中野は左前打を放つ(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【マイナビオールスターゲーム2023第2戦   全セ1―6全パ ( 2023年7月20日    マツダ )】 阪神勢は投手の村上を含めた7選手がスタメンだった第1戦と一転し、第2戦は全選手がベンチスタート。そして7回から一挙7選手が途中出場する中、木浪と中野の二遊間コンビが、安打共演で存在感を放った。
 1戦目に自身3度目の出場で球宴初安打を記録した中野は、8回先頭の1打席目で全パ・平良から左前打し、2戦連続安打。ここまでシーズン全試合フルイニング出場を続けている背番号51は「ベンチから見る野球も良かったなと感じましたし、1打席に集中して打席に入ることができたのでよかった」と充実の表情を浮かべた。

 木浪も続いた。9回1死走者なしで平良の151キロ直球を捉えて中前にはじき返し、球宴通算3打席目で初安打をマーク。「一本打ちたかったので、本当に出て良かった」と端正な表情を緩めた。

 チームの前半戦首位ターンを支えた、二遊間のコンビネーションも披露。9回1死一塁では外崎のショートバウンドした打球を木浪が捕球し、素早く二塁へ転送。中野が落ち着いて一塁に送球し、お手本のような6―4―3を完成させた。中野は今回の球宴を前に、「シーズンを終えた後に、本当に今年の二遊間は良かったなと思っていただけるように」と決意を新たにしていた。有言実行すべく、後半戦へ弾みをつける併殺プレーだった。

 昨オフ自主トレをともにした全パ・近藤と交流した木浪は「1つ聞いたことに10で返ってきた。凄く引き出しが増えたし、後半戦につながれば」と感謝。チームメートとなった秋山から打撃の話を聞いたという中野も「内容はどうとは言えませんが、いろいろ試しながらやっていければ」と、そろって収穫を持ち帰る。円熟味を増す二遊間コンビが、今後の優勝争いで岡田阪神の強みとなる。(阪井 日向)

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