報徳学園を抑えたのは2年生の背番号10 神戸国際大付・津嘉山2失点完投 来秋ドラフト候補が着々進化

2023年07月21日 21:14

野球

報徳学園を抑えたのは2年生の背番号10 神戸国際大付・津嘉山2失点完投 来秋ドラフト候補が着々進化
<報徳学園・神戸国際大付>完投勝利を挙げ、ガッツポーズする神戸国際大付・津嘉山(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権兵庫大会5回戦   神戸国際大付3―2報徳学園 ( 2023年7月21日    明石トーカロ )】 神戸国際大付が今春選抜準優勝の報徳学園を3―2で下した。立役者となったのは、来秋ドラフト候補に挙がる最速148キロ右腕の津嘉山(つかやま)憲志郎(2年)。大一番の先発を託された背番号10が8安打2失点完投で8強進出に導いた。
 「うれしいです。直球には自信があるので、直球を中心に変化球やコースをついていければ、抑えられると思っていました」

 課題と明かす初回の立ち上がりに1死二塁から堀柊那(しゅうな=3年)に左越えに同点適時二塁打を浴びるも修正。3―2の7回2死二、三塁では堀を左飛に仕留めた。

 「特に深く考えずに抑えようと思っていました。変化球を少し当てられ始めていると思ったので、直球中心に攻めようと思っていました」

 報徳学園とは秋春ともに敗れた相手。春季大会準決勝では、津嘉山が先発して9回2失点と好投するも、降板後の延長10回にサヨナラ負けを喫して決勝進出を逃した。「夏にリベンジするとずっと口に出してきました」と強い思いを持って臨んだ大一番。2年生右腕が快勝に導いた。

 ◇津嘉山 憲志郎(つかやま・けんしろう)2006年(平18)7月24日生まれ、沖縄県沖縄市生まれの16歳。幼稚園から小学生まで美東ドラゴンズでプレー。美東中では軟式野球部に所属。神戸国際大付では1年夏に背番号20でベンチ入りし、2年夏は背番号10。1メートル78、92キロ。右投げ右打ち。

おすすめテーマ

2023年07月21日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム