3季連続甲子園目指す社、“2人の4番”によるアーチ競演で準々決勝進出 姫路飾西との接戦制す

2023年07月21日 16:18

野球

3季連続甲子園目指す社、“2人の4番”によるアーチ競演で準々決勝進出 姫路飾西との接戦制す
兵庫大会5回戦・姫路飾西戦で、ともに本塁打を放った社の合田(左)と西垣 Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権兵庫大会・5回戦   社6―1姫路飾西 ( 2023年7月21日    高砂 )】 昨年の代表校で今春に続き3季連続甲子園出場を目指す社が姫路飾西との接戦を制し、準々決勝に進出した。
 “2人の4番”がアーチで競演した。1点を先制された直後の3回2死、4回戦・神港学園戦の7番から4番に戻った西垣琉空(りく・2年)が左越えに同点ソロ。この一発が野球人生で初の本塁打だった。

 「甘く入ってきた真っすぐを自分のポイントで打てた。感触とかはあまり覚えてません」

 同点の7回1死満塁では中前に決勝適時打。「前の打席(6回に右前打)も含めてタイミングが合っていたので打てる自信はありました」。3安打2打点の活躍に胸を張った。

 7回の西垣の勝ち越し打に続いたのが4回戦の4番から、この日は5番に座った合田華都(はると・3年)だ。2ストライクから捉えた一打は右越えのグランドスラム。高校入学後初の一発が勝利を決定付けた。

 「バットの先っぽだったので、入ってくれと思いながら走った。先発の福田が頑張っていたので何とかという気持ちだった」
 海星に初戦敗退した今春選抜では、ともに4打数無安打で2三振だった。「絶対に借りを返したい」(合田)。聖地への強い気持ちをもって、あと3つ、勝ちきる構えだ。

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