市和歌山の最速145キロ右腕・栗谷星翔が好救援 波乱の和歌山大会に「一戦一戦。目の前のチームに勝つ」

2023年07月21日 19:43

野球

市和歌山の最速145キロ右腕・栗谷星翔が好救援 波乱の和歌山大会に「一戦一戦。目の前のチームに勝つ」
4回から救援し、4回1失点と好投した栗谷星翔(せいが=3年) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権和歌山大会3回戦   市和歌山6―1日高 ( 2023年7月21日    紀三井寺公園野球場 )】 市和歌山が日高を6―1下し、8強入りを決めた。
 「3番・左翼」で先発した最速145キロ右腕・栗谷星翔(せいが=3年)が、4回から救援登板。1―0の5回1死一、三塁から遊ゴロの間に同点を許すも、4回1安打1失点と粘った。

 「三者凡退で帰れた回が多かったことは良かった。打線に流れを持ってこれたと思う」

 その“流れ″に乗ったのは、栗谷自身だった。1点を失った直後の5回1死から、高めのスライダーを振り抜き右翼席へ。勝ち越しソロを放った。「公式戦では初めての本塁打。つなぐ意識で入った打席で、最高の結果が出ました」と笑顔を見せた。

 甲子園春夏39度出場の智弁和歌山が22年ぶりに県大会初戦敗退を喫する波乱の和歌山大会。栗谷は「夏はどのチームも春と違う姿。甲子園を見据えるのではなく、一戦一戦。目の前のチームに勝つイメージを持ちたい」と、警戒心を強めた。

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