岸博幸氏 自民“口移しチップ”セクシーダンサー懇親会に「言い訳が国民をなめくさってます」

2024年03月10日 18:11

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岸博幸氏 自民“口移しチップ”セクシーダンサー懇親会に「言い訳が国民をなめくさってます」
岸博幸氏 Photo By スポニチ
 元経産省官僚の経済学者・岸博幸氏が10日、TBS系「サンデージャポン」(日曜前9・54)に出演。自民党和歌山県連が主催し、党青年局幹部や近畿の若手地方議員らが参加した会合に、露出の多い衣装の女性ダンサーを複数招いていたことについてコメントした。
 懇親会ではダンサーに口移しでチップを渡す参加者もいたといい、その場にいた青年局の藤原崇局長(衆院岩手3区)と中曽根康隆局長代理(群馬1区)はいずれも役職を辞任した。

 県連青年局長の川畑哲哉県議は女性ダンサーを招いた理由について、和歌山市で記者団に「多様性の重要性を問題提起しようと思った」と釈明。会合は昨年11月、国会議員や近畿ブロックの地方議員ら計30~40人を集めて和歌山市のホテルで開いた。女性ダンサーは5人だった。

 岸氏は「言い訳が国民をなめくさってますよ。公費が使われなかったからいいのか。言っていることは、国から来る政党助成金、税金が原資のお金は使っていませんということで、裏を返せば、企業の寄付金、または自民党員の会費が使われているわけです。企業からすれば、こんなことに使うために寄付したのかと。企業側も怒るべきです」と指摘した。そのうえで「そもそも1番腹立たしいのは、このイベント、昨年11月だったんですが、昨年11月は政治資金疑惑で検察が動いているという報道があった。その時にこんな緊張感がないことを平気でやるのか。理解できませんよ」とあきれ返っていた。

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