ピョン・ヨハンからキム・ボラまで、新ドラマ「白雪姫に死を」に出演決定…韓国で8月に放送スタート

2024年06月04日 15:00

写真=TEAMHOPE、HighZiumStudio、NOON COMPANY
俳優のピョン・ヨハン、コ・ジュン、コ・ボギョル、キム・ボラが共演する。

本日(4日)、MBC金土ドラマ「白雪姫に死を」(企画:クォン・ソンチャン、演出:ピョン・ヨンジュ、脚本:ソ・ジュヨン)側は、主演キャストのラインナップとともに、韓国で8月より放送がスタートすると伝えた。同作は、世界中で愛されたネレ・ノイハウスのメガヒット小説「白雪姫には死んでもらう」をドラマ化したもので、遺体が見つからなかったミステリアスな殺人事件の犯人と名指しされ、殺人前科者になった若者が10年後、その日の真実を暴く過程を描き出す逆追跡犯罪スリラードラマだ。

劇中、ピョン・ヨハンは同じクラスの女子生徒2人を殺した疑いで逮捕された、19歳の高校生コ・ジョンウ役に扮する。コ・ジョンウは名門の医大の合格を控えていたある日、覚えていない殺人事件の犯人と名指しされ、刑務所で10年服役した後、故郷を離れて新しい人生を始めようとするが、周りで続けて起きる謎の事件により故郷を離れることができない人物だ。

別の主人公のコ・ジュンは、コ・ジョンウと関連した事件を担当することになる刑事のノ・サンチョル役を演じる。ノ・サンチョルは警察学校を1位で卒業するほど将来有望のエリート刑事だったが、結婚式の当日、花嫁が残酷に殺害され、人生もキャリアもめちゃくちゃになり、地方の警察署へ左遷される。しかし、ある事件をきっかけにコ・ジョンウの事件を再調査することになり、彼と絡み合うことになる。

コ・ボギョルはコ・ジョンウの高校の同級生で、トップスターのチェ・ナギョム役に扮する。長い間、コ・ジョンウに片思いしてきたチェ・ナギョムは、刑務所に行った彼を10年間、献身的に面倒をみて、出所後にコ・ジョンウとの幸せな人生を夢見る人物だ。

キム・ボラは医大を休学し、スクーターで韓国全国を旅する中、偶然に事件の舞台となるムチョン村の食堂でアルバイトをすることになるハソル役を務める。

脚本はドラマ「君を守りたい~SAVE ME~」シーズン2を執筆したソ・ジュヨン、演出は映画「火車 HELPLESS」「ナヌムの家」シリーズを手掛けたピョン・ヨンジュ監督が務める。ピョン・ヨンジュ監督の初ドラマ演出作として注目されている同作は、今年4月に開催の「第7回カンヌ国際シリーズフェスティバル(Cannes International Series Festival)」の非コンペティション部門に招待された。ランデヴー(RENDEZ-VOUS)セクションでワールドプレミアで公開され、密度の高いストーリーと抜群の演出、出演陣のしっかりとした演技力で世界中の視聴者を魅了した。

MBCドラマの関係者は「同作は閉鎖的盆地の村を舞台に、家族よりも親しかった隣人たちが、殺人事件をめぐってこれまで隠してきた内面の醜悪な本性を表す物語を盛り込んだ。人間の両面性を感覚的な演出としっかりとしたストーリーで描き出し、回を重ねるにつれどんでん返しを繰り返し、視聴者に強烈な響きを与えるものと期待している」と、作品への自信を示した。

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