【大学スポーツ】スポーツ法政新聞会
法政大学【開幕直前特集 第7回 〜堅守、強打と個性派揃いの3年内野手編〜】<小林満平内野手>
2017年04月04日 05:30
野球
―現在の自身の調子は
調子は良くないんですよね(笑)。ヒットは割と出てますけど、自分の形で出てない打席はまだ少ないのでリーグ戦までにしっかり調整したいと思います。
―昨春のオープン戦は川口選手との二塁手争いがし烈でしたが
川口や福田(光輝、人2)もいい選手で、3月のオープン戦の時期は激しかったのは覚えています。僕は川口をずっと追いかける立場だったので、いい刺激をもらっていました。
―昨春開幕戦は右翼でスタメンでしたが
言われたの前日でした。外野の練習はしてなかったですけど、試合に出れるならどこでも良かったので、言われたときもバットでアピールしようと思ってました。
―昨春開幕戦で加藤拓也(慶大、元広島)投手から2安打を記録しましたが、その後の活躍につながりましたか
1打席目にファーストストライクでヒットが出たのが自分の中では大きな自信になりました。ドラフトかかる投手から打てたので大きな1日になりましたね。
―昨春の打率(.328)については
出来過ぎなんですけど、最終戦は4割で迎えたので、キープして終わりたかったですけど、それができなかったことが夏以降自分のモチベーションになって、あの1日がきっかけで練習をやり込んだのは覚えています。
―6月に行われた大学日本代表の選考合宿については
どの内野手も1歩目が速いと思ったのと、京田(陽太、日大=現中日)さんはどんなときも堅実で雑なプレーは絶対しないと思いましたし、吉川(尚輝、中京学院大=現巨人)選手は華のあるプレーをノックからしてたのは覚えてます。
―11月には東京ヤクルトスワローズとの記念試合にも出場しました
あれだけ観衆が入った中で、野球をしたのは初めてでしたし、電光掲示板に自分の名前が入っているのを見て、刺激的で新鮮でしたし、いい経験したと思います。
―そして秋には2度目の代表選考合宿にも挑みました
2回目の合宿だったこともあって、すごい地に足つけて状態だったのもあって、上手く結果が出ました。
―3年生になりますが、練習では声かけをしているのでしょうか
そうですね。内野手だったら、川口か自分かですね。もちろん大崎(拓也、法4)さんもいますけど、3年にもなって自分の意見もいいやすいですし、後輩も増えてきたので、そういう意味でも選手としての価値をあげられたらと思います。
―目標であるプロ入りに向けて
やっぱり脚力やバッティングでも基本は率残すようにはしてますけど、たまにはホームランを1本から2本打てればスカウトの目も変わってくると思うので、攻撃的な面で、やらないと目立ちはしないですよね。そういう所を意識して、プレーしたいなとは思いますけど、チームの勝利が1番なので、個人のことに重点を置きすぎないようにしたいと思います。
―これからの目標は
絶対に首位打者はとりたいし、ベストナインを内野でとりたい気持ちはあります。
―具体的な数字は
打率は4割2分、ホームラン2本、10打点、7盗塁ぐらいの記録を出せばチームも自然といい位置にいると思いますし、得点圏での打率と盗塁は今季は意識したいと思います。
―最後にファンへのメッセージをお願いします
今年期待してくれてるファンの人も多いと思うので、結果でいい報告をしたいですし、今年は何がなんでも勝ちたいので、優勝向かって頑張ります。(取材:スポーツ法政新聞会・渡辺拓海)
◆小林満平(こばやし・まんぺい) 法学部3年1996年11月8日生まれ。愛知県出身・中京大中京。174センチ・76キロ、右投左打。走攻守全てにおいてハイレベルな内野手。レギュラーに定着した昨春は打率リーグ2位、最多安打と打撃で圧倒し自身初のベストナインに輝いた。3年目の今季は『首位打者&4割』を目標に掲げ、攻守で法政を引っ張る活躍をみせる。