【大学スポーツ】スポーツ法政新聞会
法政大学【対立大3回戦】クローズアップ 森龍馬主将
2017年04月19日 06:30
野球
今カード、森は先発として全試合に出場。1回戦では、2安打を放ち意地の好守も披露した。しかし、あと一歩のところで手からこぼれ落ちた今季初勝利。一瞬の気の緩みが招いた悲劇だった。気持ちを切り替え、臨んだものの待っていたのは2連敗。あっけなく勝ち点を献上してしまった。
試合後のミーティングでは、チームに前向きな言葉をかける森の姿があった。「高校野球とは違ってまだ終わった訳ではない、まだ3カードある」。開幕から未だ白星なし。窮地に立たされた法大。しかし、過ぎた日々を嘆くばかりでは何も変わらないこともまた事実である。「常に前向きな姿勢を見せ続ける」。今の森は、開幕前に語った主将としてのポリシーをまさに体現している。
1週空いて待ち受ける明大との戦い。目先の1勝を泥臭く、粘り強く勝ち取るために。森は主将として何を変え、どうチームを率いるのか。王者復活を誓った春はまだ終わらない。意地の勝利を見せてくれ。(スポーツ法政新聞会・下河辺果歩)