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法政大学【対明大1回戦】監督、選手インタビュー<前編:青木監督他>

2017年04月30日 05:30

野球

法政大学【対明大1回戦】監督、選手インタビュー<前編:青木監督他>
バットでもチームを引っ張る森主将(C)スポーツ法政新聞会 Photo By 提供写真
 【対明大1回戦   法大2―1明大 ( 2017年4月29日    神宮 )】
 ◎青木久典 監督

 ―初白星を手にしました
 長いトンネルを抜けたと思います。今日は投手陣、特に先発の長谷川がゲームを作ってくれて、熊谷も2イニングを逆転してくれてから抑えてくれて。投手様々ですね。

 ―先発の長谷川選手の好投が光りました
 今のチームの状況もありますし、1番いいものをと思い、思い切って長谷川に行かせました。オープン戦でも先発で投げてましたし、状態も良かったのでね。彼の生命線であるコントロールそして打ち気を逸らすような緩急が良かったと思いますし、凡打を築いてくれました。

 ―先制点は舩曳選手の適時打でした
 2死からの3連打は大きかったですね。少ないチャンスだと思っていたので。

 ―大西千選手はマルチ安打と復調の兆しをみせました
 彼もやっぱり期するものもあると思うし、よく練習をしてました。やってくれましたね。

 ―森選手もマルチ安打の活躍でした
 なかなか2番は不慣れだとは思いましたけど、貴重な右打者ですし、キャプテンの責任感もありますから、打席を多く立たせました。

 ―森選手も空き週の間は非常に苦労をしたと思います
 重いムードだったと思うし、明るくという言葉が出てきても重い所はあると思うんですね。それでも、森を中心に上級生が本当に明るく元気に練習に取り組んでくれました。それに本当にここから我々の力を出そうということをよくミーティングで言ってましたから。これがこの1勝に繋がったと思います。

 ―勝ち越しの場面は代打福田選手のリーグ戦初安打から始まりました
 練習から状態が良くて、いつか試合を出そうとは思ってました。あの場面は非常に悩みましたけど、長谷川と話をして出しました。

 ―福田選手は監督も長い間期待してる選手の1人でした
 本当に1年生のときは開幕スタメンだったですけど、そこで大学野球の厳しさを知ってそこからの1年間がリーグ戦のメンバーに入れるかどうかでした。そこで考えながら練習してましたし、元気がありますのでね。積極的にベンチで声出してますから。そこが彼の成長した部分で今日の結果に繋がったと思います。

 ―8回から熊谷選手が登板しました
 やはり彼の意地を見たかったんですね。先発を任されてて、結果が出ずにいて、今日は長谷川が先発して、僕はあそこでは悔しさを見せてほしいし、4年生から4年生に締めてもらいたいと思って託しました。今日は言うこと無かったです。

 ―長谷川選手はリーグ戦初勝利となりました
 それは本当に良かったと思いますね。これも自信にしてもらいたいし、またやっぱりあそこの場面で自分の打席ではなく、代打を出すと言ったときに「分かりました」と言うフォアザチーム精神が勝ちに繋がったと思います。

 ―中軸の小林選手、中山選手の状態が心配されます
 中山に関しては状態が悪くないんですよ。僕はそう思ってます。小林に関しては考えてすぎてるのかなと思ってますね。もうちょっと目の前の結果ではなく、本当にリーダー的な存在なので、冷静に出来れば結果は繋がると思います。

 ―明日に向けて
 今日もたくさん人に来ていただいて感謝してますし、勝てたのもファンの皆さんのおかげだと思ってますのでこれに甘んじず、また準備してきたいと思います。

 ◎森龍馬 主将 (今季初の2番でマルチ安打を記録)

 ―今日の試合前のコンディションは
 自分の中ではすごく良い状態で、精神状態もものすごく安定していて、絶対勝ってやるという気持ちが強かったので、良かったと思います。

 ―試合前のチームの雰囲気はどうでしたか
 良い意味で開き直って、どっしりと自分たちの野球をやろうという風に話していたので、雰囲気自体も良かったと思います。

 ―立大戦後、チームとしてはどんなことを取り組みましたか
 本当に初心にかえって、自分たちがやってきたことは何だったのかということを見つめ直しながら反省して、もう一度しっかりリーグ戦に向けて練習していこうということで取り組んでいきました。

 ―1打席目、中前安打を放ちましたがどんな球を捕らえましたか
 外のストレートでした。ちょっとボール気味だったと思います。少し当てにいってしまった部分がありましたけど、上手く落ちてくれたなと思います。

 ―明大先発の斎藤投手の印象は
 高校時代に何度か対戦があって、非常に良い投手だなというのは常に頭の中にあって、なんとか食らいついていこうという気持ちでいました。

 ―3打席目も右前安打を放ちました
 あれもさっきと一緒で当てにいってしまった感じですけど、もう少し自分の打てる球を自分のスイングで打てるようにしたいと思います。

 ―4打席目は一死三塁という逆転のチャンスで打席に入りましたが、どんな気持ちで入りましたか
 とにかく何がなんでもどんな形でも良いので自分が2アウトを取られる前にここで1点を取らなければいけないという気持ちで打席に入ったので、結果的にパスボールで点が入ったんですけど、良かったと思います。

 ―相手のミスで得点になりましたがそれについては
 今日の1勝というのも、自分たちの野球で勝てたというよりはどちらかというと劣勢の中で相手のミスをもらっての勝利なので、そこはもうひとつ見直して明日に臨みたいです。

 ―チームが勝った瞬間、どんなことを感じましたか
 とにかく今は連敗しているこの状況でまず1勝できたということは本当にチームにとって大きなことですし、明治大学さんに一つ勝てたということは自分たちの自信にもなったと思います。

 ―今日先発の長谷川投手について、守っていてどう見られましたか
 今までのリーグ戦でも1番頼りになるというか安定してくれていたので、今日も安心していたというか、やってくれると思っていました。

 ―熊谷投手はこれまでの先発から中継ぎの登板となりました
 本人もすごい悔しいという気持ちがあると思いますけど、そこをやっぱりチームの状況ということもありますし、それをでもあいつは理解した上での良い投球だったと思うので、チーム一丸になってこれからやっていきたいです。

 ―何か声をかけられたりはしましたか
 とにかく「ナイスピッチング」ということは目を合わせて話しました。

 ―今日のチーム全体の反省点はどこですか
 色々ありますが、自分自身もそうなんですけどランナーの飛び出しとか三振ゲッツーに捕られたりとか、やるべきことがまだまだできていない部分があるので、細かい戦術の部分も突き詰めていきたいと思います。

 ―監督とは勝った後どんなお話をされましたか
 とにかく、ナイスバッティングだったっていうことを言われて、チームのことについてもこの1勝は大きいけどまだまだ見直さなければいけない部分もありますし、油断はできないぞという話をしました。

 ―とても大きな勝ち点となりましたが、明日に向けて、主将として意気込みをお願いします
 今日勝てたということはすごく大きいので、明日負けても明後日があるっていう気持ちではなく、しっかり2タテをして勝ち点を取りにいきたいとおもいます。

 ◎熊谷拓也 投手 (2番手で登板し、2回を完全投球)

 ―今日の試合を振り返って
 1勝できたので、チームとしてもいい追い風になるのではないかなと思います。

 ―宿敵と言われる明治から勝利をあげましたが今の気持ちはどうですか
 まだ1勝しただけなので、明日しっかり勝ちきって無敗で勝ち点1をとれるようにという気持ちです。

 ―前回の試合があってからの今日の試合ですがどのように臨みましたか
 気持ちというよりかは、技術的な部分だったり、攻め方だったり。気持ちも大事ですけど、そこも整理しながらしっかりピッチングを組み立てていこうというので1週しっかり練習してきたので。もうちょい投げれる気はしましたけど、やっぱり6人で抑えられたので良かったです。

 ―先発だった長谷川選手について
 もう、テンポよく投げてて、何というか、ピッチングのお手本になるようないいピッチングをしていたと思います。

 ―明日に向けて意気込みをお願いします
 明日しっかり勝ちきって、勝ち点とります。

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