【大学スポーツ】スポーツ法政新聞会
法政大学【対明大2回戦】監督、選手インタビュー<後編:鎌倉捕手他>
2017年05月02日 05:30
野球
―今日のコンディションは
連戦も続いているので疲れは皆あると思うんですけど、僕自身もそういうのを踏まえてこの冬トレーニングしてきたつもりなので、そんなに意識することはなかったです。
―今日は勝ち点奪取に向けた試合でしたが、チームの雰囲気はどうでしたか
これが僕たちの本来の野球だと思うので、チームの雰囲気はとても良いですし、みんなすごく明るく野球ができているので、1カード目、2カード目はどうしても勝たなければいけないという堅くなった感じがあって、勝つというところに行き過ぎてしまったと思うので、今は自分たちの野球をやるという風になっていて、すごい良い方向に向いてきているとは思います。
―今日は個人としてはどのような意気込みで試合に臨まれましたか
チャンスで回ってきたら1本打つことと、守備ではリズムよく攻撃に良い流れを持ってくるというのが自分の仕事だと思うので、そこを意識しながら強い気持ちでやろうと心がけていました。
―先発の菅野投手の試合前の調子はいかがでしたか
真っ直ぐには勢いがありましたけど球が少し高くて、そこをどうしようかなと思ってましたけど、前半は勢いでおして中盤は変化球を散りばめながらいけたので、そういった面で僕としても菅野としても良かったかなと思います。
―3打席目、大西千選手が出塁し、鎌倉選手はバントの構えでしたが、どういう役割を果たしたいと思っていましたか
攻撃の中ではやっぱり千洋は足がありますし、バントとかスチールとか揺さぶりをかけながらという場面だったので、1球目から千洋が走れるように工夫していこうと思っていました。
―結果は左翼への二塁打となりました
高めのボール球だと思うんですけど、バスターでっていうことで、最近は良い当たりでも野手の正面ということがあるので、監督からも変えていこうと言われていたので、打ち方をバスターにしてみました。監督のアドバイスから的確に打てたかなと思いますし、僕は捕手なので、相手の配球を看ながらしっかり近めの真っ直ぐを打っていけたかなと思います。レフト線に入ってくれて良かったなと思います。
―今日の打撃結果全体を振り返っていかがですか
打撃自体はしっかりと捕らえられていましたし、悪くないなという感じはありますけど、場面に応じたバッテイングといいますか、1打席目に千洋が走っている場面で打ってしまってゲッツーだったり、2打席目はランナー三塁で返さなければいけないところでニ直だったり、チグハグになってしまっていたので、もう1回自分で頭を整理してやっていきたいと思います。
―今日の明大の印象はいかがですか
自分たちの野球をやれたらそんな相手のことは関係ないと思いますし、まずは自分のことをやるだけだと思っていました。打撃にしても投球にしても嫌らしいなというのがありますし、秋リーグもあるのでいいイメージを相手に付けられたかなと思います。
―熊谷投手は昨日の試合から中継ぎに回っていますがそれについてはいかがですか
熊谷さんが後にいるというのは先発投手も心強いと思いますし、真っ直ぐにも勢いがあって、安心感がとてもあります。
―これまでの試合で先発出場が多くなっていますが、勝ち点を取ったことはどのように感じていますか
僕らが今までやって来たことができなかったことが1カード目、2カード目だったので、そういう中ではストライクを取ることも苦労しましたし、どうやってストライクを取ろうかっていうところにいってしまったんですけど、昨日と今日で投手がサイン通りに投げてくれたので、そういうところでは手応えだったりやりがいを感じることができました。
―これからこうしていきたいという部分はありますか
今日みたいに0で終わることが1番なので、代打を出されないように(笑)。9イニングしっかり守れるようにっていうことがあります。あとはスローイングの精度ですね。やっぱり盗塁はされてしまっているので、もう1個自分のステップだったりということをこれから自分で見直していきたいです。
―正捕手を務めることで監督から助言はありましたか
1番の持ち味はインサイドワークであったり、配球だったりというところだと思うので、自分はそっちをメインに、次のカードは4の0でも9イニングを0点に抑えていけたらいいと思っているので、バッテイングはバッテイングで、守備と割り切ってやっていきたいと思います。
―次戦の慶大戦に向けて意気込みをお願いします
勝つというのがやっぱり1番嬉しいですし、野球は勝たないとつまらないので、とにかく勝ちにこだわってやりたいです。これだけ4連敗していた中でも大勢のお客様が見に来てくださったので、ファンの皆さんにいいプレーというか、僕たちが泥臭く勝ちに向かってやっているプレーを見てもらえればと思います。また勝ちに向けて頑張っていくので、応援よろしくお願いします。
◎舩曳海 外野手 (3回に先制のきっかけになる二塁打を放った)
―今日の試合を振り返って
2連勝できたということが一番チームにとっては良かったのではないかなと思います。
―明大からいい形で勝ち点をとることができました
明治戦はピッチャーの方々が頑張ってくれていたので、それが一番の勝因なんじゃないかなと思います。
―3回には先制点のきっかけとなる二塁打を放ちました
それについては、真っ直ぐ1本に絞って、真っ直ぐきたら思い切り振りにいこうと思って打席に入っていたので、真っ直ぐを1球で仕留めることができて、それのおかげで打てたんじゃないかなと思います。
―3回、明大の渡辺(佳明)選手の左中間への飛球を落球する場面がありました
応援とかがあって、結構声が通らなくて。そこに龍馬(森)さんが走ってきてて、ちょっと龍馬さんに任せた方が良いのかなと思ってしまった自分の判断ミスというか。それで結果落としてしまったので、次は自分が全部とるくらいの気持ちでやっていこうかなと思います。
―相手先発の森下(暢仁)選手はU−18で同じチームでしたが
そうですね、日本代表で一緒だったので、絶対に打ってやろうという気持ちがあったので。ご飯とかもよく行くので、その時に「打ったったぞ」と言えるように、今日は絶対に打とうと思っていて打てたので、それは良かったと思います。
―次回は慶大戦になりますが、注意していきたいことは
慶応は今上位で。明治も4連勝して、法政に2連敗なので、慶応ものってるかもしれないですけど、法政が連勝して、慶応の勢いを止められるようにやっていきたいなと思います。
―最後に、次戦への意気込みをお願いします
僕の持ち味は何事も思い切ってやることだと思うので、それを絶対に何事も思い切れるように練習から思い切りやっていきたいです。