【大学スポーツ】スポーツ法政新聞会
法政大学【対立大フレッシュリーグ】クローズアップ 羽根龍二内野手
2017年04月20日 05:30
野球
今日のヒーローは間違いなくこの男だ。1年生ながら4番の座を射止め、猛打賞、打席に立てば必ず塁にでる大活躍を果たした羽根龍二(社1)。
3回、1死一、三塁。「初球から狙っていた」と右中間を突き抜ける二塁打。チームは2得点をあげた。3打席目は粘って、四球を見極め、4打席目には待っていたというスライダーを右翼に二塁打。頼れる4番としての存在感を存分に発揮した。
高校時代、神宮球場を目指した西東京大会ではベスト16。羽根にとって神宮は憧れの舞台だった。初めての神宮となった早大戦では「緊張した」と初々しさをのぞかせたが、今日は積極的に声を出し、チームを活気づけたことが、自分の結果にもつながった。
「法政の4番としてリーグ戦で優勝したい」と試合後もあどけない笑顔で応えてくれた。目標にあげるのは4番として活躍する強打者中山翔太(人3)。法大を背負って立つ未来の4番候補が誕生した。(スポーツ法政新聞会・大平佳奈)