【大学スポーツ】スポーツ法政新聞会
法政大学【対慶大1回戦】監督、選手インタビュー<前編:青木監督他>
2017年05月08日 05:30
野球
―試合を決めることは出来ませんでした
勝ちゲームだったと僕は思いますけどね。
―先発の長谷川選手については
生命線のコントロールがね、微妙なところに行って苦しんでしたね。これが波に乗れなかったと思います。
―熊谷投手の気迫ある投球がなければ引き分けにはならなかったと思いますが
おっしゃる通りです。出来るならば、勝ってる場面でいきたかったですけど、ああいうゲーム展開だと1点勝負ということで後半からつぎ込みました。よく投げてくれたと思います。
―中盤から終盤にかけて、得点することは出来ませんでしたが
代わった投手から次の点が取れなかったのが、後手に回った試合展開ですね。ここはミーティングで2番手以降の投手を早めに降ろしていこうと話をしました。
―小林選手はスタメン落ちとなりましたが
久々にベンチから野球を見るという悔しい思いをあの場面で期待しましたけどね。
―清水ニ選手のサヨナラ負けを阻止するバックホームについて
本人に聞いたら余りにも余裕があって、ボールを持ち直しましたと発言していてそういうことよりも早くバックホームしなさいと言ったんですけどね(笑)。
―清水ニ選手は普段はどういったリーダーでしょうか
本当に副キャプテンとしてその選手のパイプ役という形でチームを引っ張ってますし、技術の部分でも守備力では1番任せられるものを持っているんでね。そういう意味でも日頃からチームをまとめるリーダーシップをやってくれる頼もしい選手ですね。
―森選手とは違ったタイプのリーダーだと思われますが
彼がやっぱり副キャプテンにさせたのはそういう狙いがあって、森が厳しい話をすると雄二や俵積田が間を持って噛み砕いて選手たちに伝える。そういう意味ではバランスのいいリーダーたちだと思ってますけどね。
―明日への意気込みをお願いします
まず勝つ為にしっかりと準備していきたいと思います。
◎森竜馬 主将
―今日の試合を振り返って
初回に4点取れたので勝たなくてはいけない試合だったと思います。
―勝ち点を取った後のカードでしたが
明治戦の時はみんな気持ちが入っていて、とても良い雰囲気だったのでそれを継続しようという感じでやっていました。
―2安打でしたが
とにかく追い込まれてから食らいついた結果がこうなっているので、よかったと思います。
―熊谷投手が好投しましたが
本当にナイスピッチングとしか言いようがないです。野手陣としてはあいつに申し訳ないなという気持ちです。
―野手陣はあと一本が出ない状況ですが
相手投手のフォーク、ボール球に手を出していたので、そこを見極められるようになれば、おのずと結果は出てくるようになると思います。
―最終回の清水選手の好返球について
外野手責任者として練習からまとめてくれてるし、あいつ自身も守備は意識高くやってくれているので、練習の成果が出ましたね。あとは4年生の意地ですね。
―ベンチの雰囲気はいかがでしたか
全然あたふたしていなくて、みんなどっしり構えていました。戦う姿勢が強く保てていたのでよかったです。
―今日は総力戦となりましたが
慶応大も今首位で、強いので全力で戦いたいです。
―明日以降への意気込みを
2連勝するしかないです。頑張ります。
◎清水雄二 副将
―今日の試合を振り返って
序盤は自分たちのペースだったんですけど、後半は相手ペースで、ホームランを打たれてから、郡司の二塁打も、ほぼ入って、サヨナラホームランになってもおかしくないものだったので、その状況でこの引き分けに持っていけたのは明日に繋がるかなと思います。
―途中交代でしたがどういった役割を果たそうと意気込んでいましたか
あの場面では自分はずっと守備だけなので、守備を頑張ろうと思ってましたね。
―見事最後の好返球で慶大の勝利を食い止めましたが
いつも練習してきたので、外野手責任者としても、その意地を見せることができたかなと思います。
―打球が来た瞬間について
来たらもう投げるしかないなと、何も考えずに投げましたね。そしたら結果、いいボールがいきました。
―投げた後は
「いったな。」と思いました。アウトだな。と。
―舩曳海選手も10回裏、好守でサヨナラを阻止しました。外野手責任者から見た外野手について
(大西)千洋が一回ミスをして、それからまた外野手内でも意識が変わって、よく練習してくれていますね。舩曳も冬に比べたら倍くらい上手くなっているので、それは嬉しいですね。
―副将からみた今のチームの印象は
どっしりいこうと。自分たちはどっしりと構えて、みんないい意味で開き直って、いい感じになっていると思います。
―明大戦から火がついたように思えますが
それまで連続で勝ち点を落としていて、次、明治との戦いというところで、どうしても明治には負けたくないという気持ちからみんな、火がついたのかなと思います。
―ご自身の調子は
調子は良くないんですけど、自分には自分のやることがあると思うので。
―やることとは
主に守備は頑張っているので、打てればいいと思うんですけど打てないので、バッテイングを頑張ります。
―明日に向けて
ここで五分五分ということで、明日が初戦という気持ちでまた明日から2連勝できるようにどっしりと構えてやっていきたいなと思います。