松本人志、性教育番組起用 NHK会長釈明 性加害報道に「こうした事態になることが予想できなかった」
2024年01月18日 05:00
芸能
NHKの定例会見が17日、東京・渋谷の同局で開かれた。性加害疑惑を報じた「週刊文春」との裁判に注力するとして活動休止したダウンタウン・松本人志（60）について、稲葉延雄会長は「事態の推移は承知している。（休止は）ご本人の判断なのでコメントする必要はない」と話した。また吉本興業に対して「事実解明に力を入れていただけるとありがたい」とした。
松本は同局で昨年10月に放送された性教育番組「松本人志と世界LOVEジャーナル」に出演していた。松本の起用には多様な意見があったといい、稲葉氏は「中央放送番組審議会から“さまざまな意見があるので、注意深く番組を作ってほしい”というお話があった。“注意深く作ります”とお答えし、そういうふうにやってきた」と振り返った。ただ、松本に関する一連の報道は放送後のことであることから「こうした事態になることが予想できなかったのは事実」と話した。
山名啓雄メディア総局長も「伝えるべき大切なテーマとして企画した。世界のさまざまな性や悩みを多様な立場で真面目に楽しく語り合う番組内容。出演者はそれに合わせ、どういう人がふさわしいかという判断で選定した」と経緯を説明した。番組サイトでは松本の起用理由に「思春期の娘の父親でもあること」を挙げていた。
ただ当時、SNSでは松本の出演に反対意見も多く、放送中止を求めるオンライン署名では2万5000人が賛同した。番組ではアダルト動画による間違った知識という話題の中で、松本が「間違えた学び方は自分もしてきた。やっぱり一時は（女性の）顔に…」と発言し、ラランドのサーヤ（28）が不快感を示す場面もあった。
山名啓雄メディア総局長も「伝えるべき大切なテーマとして企画した。世界のさまざまな性や悩みを多様な立場で真面目に楽しく語り合う番組内容。出演者はそれに合わせ、どういう人がふさわしいかという判断で選定した」と経緯を説明した。番組サイトでは松本の起用理由に「思春期の娘の父親でもあること」を挙げていた。
ただ当時、SNSでは松本の出演に反対意見も多く、放送中止を求めるオンライン署名では2万5000人が賛同した。番組ではアダルト動画による間違った知識という話題の中で、松本が「間違えた学び方は自分もしてきた。やっぱり一時は（女性の）顔に…」と発言し、ラランドのサーヤ（28）が不快感を示す場面もあった。
