岩田明子氏 自民安倍派総会、あす開催について「検察の処分の方向性が固まったというタイミング」

2024年01月18日 10:30

芸能

岩田明子氏 自民安倍派総会、あす開催について「検察の処分の方向性が固まったというタイミング」
岩田明子さん Photo By 提供写真
 ジャーナリストで千葉大客員教授の岩田明子氏が18日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。自民党安倍派があす19日にも議員総会を開催する方向で調整に入ったことに言及した。
 政治資金パーティー裏金事件を巡り、塩谷立座長ら幹部が経緯や今後の対応について説明する見通し。

 総会は昨年12月に派閥事務所が東京地検特捜部の家宅捜索を受けて以来、初めて。

 安倍派を巡っては、16日の党政治刷新本部全体会合で複数の所属議員から「解散するべきだ」との意見が出た。座長の塩谷立元文科相や「5人組」と呼ばれる幹部に説明責任を果たすよう求める声が強まっており、総会は紛糾する可能性がある。

 事件を巡っては、安倍派幹部の下村博文元文部科学相(衆院東京11区)、松野博一前官房長官(衆院千葉3区)、西村康稔前経済産業相(衆院兵庫9区)、高木毅前国対委員長(衆院福井2区)、塩谷立元文科相(衆院静岡8区)、世耕弘成前参院幹事長(参院比例)、萩生田光一前政調会長(衆院東京24区)らが同法違反罪で告発されていたが、派閥の会計責任者との共謀を問うのは難しいとの見方が出ているとして、東京地検特捜部が7人の立件を見送る方向で調整に入ったとの報道が続いている。

 岩田氏は、今回のタイミングで総会が行われることについて「1つは検察の処分の方向性が固まったということ。そして、この不記載をしてきた議員たちが一斉に収支報告書を訂正するというタイミングということなんだと思う」と指摘。

 「その前に派閥の中の中堅、若手から大変な不満が噴出していて、これまで長きにわたって“本当に不記載でいいのか?”“このままでいいのか?”と問いかけたのに答えもなかった。あるいは“不記載にしろ”と言われた人もいたということで、どうして明確な指示を出してくれなかったんだという不満。それから、逮捕者が出た時に派閥としてのコメントなどが出ているんですが、座長が全く記者会見もしなければ、中堅、若手に対する説明もしなければ、問いかけにも答えず、守るということもせず、一体どうなっているんだという不満が噴出していますので、それで派閥の総会を開けという要求があって、これを飲まざるを得なくなったという部分もある」と説明。

 そして「この総会は相当荒れることが予想されて、場合によっては派閥からこのタイミングで出ていく議員も出てくるかも分かりませんね」と自身の見解を述べた。

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