旧ジャニ 偽サイトによるライブ配信等で10項目の注意喚起「心苦しい限りではございますがご理解を」

2024年01月18日 19:22

芸能

旧ジャニ 偽サイトによるライブ配信等で10項目の注意喚起「心苦しい限りではございますがご理解を」
旧ジャニーズ事務所 Photo By スポニチ
 SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)が18日、ファミリークラブ(公式ファンクラブ)の公式サイトで、所属タレントを装ったにせサイト、SNSアカウントなどが増えているとして、ファンに注意を促した。
 「ライブ配信サイトを装った悪質な偽サイトや偽SNSアカウントにご注意下さい」と題したメッセージで、「弊社所属タレントのコンサート等のライブ配信を装った悪質なサイトやSNSアカウントが増えております」と報告。にせサイトへのアクセスでクレジットカードが不正利用されたり、アカウントの乗っ取りなどのサイバー犯罪に遭う可能性があるとした。

 具体的な例として、実在するアーティスト名をかたった上、公演名や公式写真を無断使用し、「公式無料配信」「生放送」「○○○○(実在する動画配信サービス)で配信中」などと表示。ライブ配信情報やグッズ販売サイトに誘導したり、ユーザー登録を促して個人情報を抜き取ったり、プレゼント当選を偽りSNSアカウントにメッセージを送られる例もあるという。

 同サイトでは、にせアカウント等の被害に遭わないため、「アーティストや公演の公式サイトで、正確な情報を確認してください」「サイトやSNSに記載されたリンクやURLを安易にクリックしないでください」「安易に個人情報を入力しないでください」「セキュリティソフトを導入し、OSやアプリは最新のものをご利用ください」と対策を示した。

 また、SNS上で所属タレントの個人情報や盗撮写真の売買を目的とした悪質投稿、拡散が続いている状況を報告。「これらの行為は、プライバシー権、肖像権、パブリシティ権を著しく侵害する行為であり、販売者に限らず購入者も法律等の違反となる場合があります」と警告し、アカウントの特定、法的措置も視野に入れるとした。またチケットを持たない来場者がスタッフを装い、会場内に不法に侵入する事例も発生したことも明かした。

 ほか、コンサートの鑑賞マナーやチケットの不正転売、不正購入、音楽や動画の違法配信、違法転載など、注意喚起は10項目に及び、「このようなお知らせをいたしますこと、大変心苦しい限りではございますが、ご理解いただけますと幸いに存じます」と呼びかけた。

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