泉房穂氏 秘書、元会計責任者の立件報道に「東京地検特捜部って、いったい何がしたいんだろう」

2024年01月18日 12:35

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泉房穂氏 秘書、元会計責任者の立件報道に「東京地検特捜部って、いったい何がしたいんだろう」
泉房穂氏 Photo By スポニチ
 兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(60)が17日、自身のSNSを更新。自民党派閥の政治資金パーティーを巡る事件で、二階派(志帥会)会長の二階俊博元幹事長の事務所が、パーティー券の販売ノルマ超過分を派閥に納めずプールし、収支報告書に記載しなかったとして、東京地検特捜部が政治資金規正法違反の疑いで秘書の立件を検討していることに言及した。
 二階派では複数の所属議員側でプール金が確認され、18年以降の5年間の総額は約1億円に上るとみられる。特捜部は二階氏本人からも聴取している。 

 二階派では他にも、ノルマ超過分の収入が派閥の収支報告書に記載されておらず、特捜部は同法違反の罪で元会計責任者を在宅起訴する方針。

 泉氏は「『二階元幹事長の“秘書”を19日にも立件へ…3000万円超を不記載。“会計責任者”は在宅起訴の方針』とのニュースだが、“秘書”や“会計責任者”が、政治家本人の判断を仰がずに、自らの独断で、あえて不記載にするわけがない。東京地検特捜部って、いったい何がしたいんだろう」と自身の考えをつづった。

 この日には、特捜部が政治資金規正法違反の疑いで岸田派(宏池会)の元会計責任者を立件する方針を固めたことも判明ている。

 特捜部は一連の事件で安倍派を重点的に捜査している。5年間で約6億円が裏金になった可能性があり、派閥の会計責任者を在宅起訴する。高額の還流を受けた大野泰正参院議員(岐阜選挙区)と谷川弥一衆院議員(長崎3区)を立件する方針で、7日には衆院議員の池田佳隆容疑者=自民除名=を逮捕している。党関係者によると、大野氏は自身が立件された場合に離党する意向だという。

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