橋下徹氏“松本問題”でわかった「飲み方、遊び方、女性の扱い方」の高度なモラル問われる時代

2024年01月18日 15:32

芸能

橋下徹氏“松本問題”でわかった「飲み方、遊び方、女性の扱い方」の高度なモラル問われる時代
橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪府知事の橋下徹弁護士が18日、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演し、活動休止中のダウンタウン松本人志に関する一連の週刊誌報道について、個人的見解を示した。
 今回の問題は「性加害の有無の話だけではない」と考える橋下氏。テレビ業界に焦点を絞れば「スポンサーが業界に対して、特に出演者陣に対して、日常生活を含めてどれくらいのモラルを求めてくるのか、という話になってくる」と考えている。

 橋下氏が個人的に聞いた企業のモラルへの対応について「昔はテレビしか大きなCMを出せなかったから、ある意味テレビの方に全部丸投げをしていた。しかし、今は広告媒体も多いので企業の方も自分で広告価値を守っていかなくてはならない」という方針に舵を切っているという。

 企業が注視するモラルの中でも、消費者や社会がより高度なモラルを求めてくるのは男女関係。「性加害が仮にないとしても、その飲み方、遊び方、女性の扱い方、これがどうなのかというのが問われ始めている」と、企業の判断基準が性加害の有無とは焦点が違ってきている可能性を指摘した。

 その例として「男性タレントが不倫をしたとしても、その女性の扱い方によっては出演が認められることもあれば、ダメだということにもなる」と、長期間にわたって活動自粛を強いられたアンジャッシュ渡部建を想起させる発言もあった。

 ただ、時代によってその基準も変わる可能性があり、橋下氏も「僕が20年前にテレビに出始めたときの振る舞いも、いま出されたらアウトというのはいっぱいあると思う」と語る。そのため「テレビ局、スポンサー企業、出演者陣でモラルに関する認識を共有しておかないといけないと思う。10年後にだめだって言われても、当時は大丈夫ということでやってたと言わさせてもらわないと」と、ルールづくりの必要性を説いていた。

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