橋下徹氏 被災地復興支援に理解「いよいよ、となったら万博の中止・延期も考えるべき」

2024年01月18日 15:54

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橋下徹氏 被災地復興支援に理解「いよいよ、となったら万博の中止・延期も考えるべき」
橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪府知事の橋下徹氏が18日、関西テレビの情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」に出演。自らが推進してきた大阪・関西万博について「被災地の復興、被災者の支援などのためにお金や人員が必要だということならば、万博の中止や延期も考えるべき」という考えを示した。
 地震の発生以降、地形的に救助活動が難しいうえ、大変な寒さでいまも十分な被災者救済ができていない現状。そのため、万博開催反対派を中心に「建設費や運営費を被災地に充てるべき」という声も上がっている。橋下氏はこれらの声について「僕は万博はやるべきという意見。ただ、何でもかんでも万博を絶対やれということではない。優先順位からすれば被災地支援」と一定の理解を示した。

 共演していたお笑いタレントのメッセンジャー黒田有は「国際的に自分とこの都合で開催をやめるという判断はどうなんですか?」と質問。これに対して橋下氏は「違約金とかの問題は出てくるし、信頼度は落ちるかもしれないが、これだけの被害が出ていて、また人道支援の目的なら、ある程度の理解は得られると思う」と発言した。

 ただ、それはあくまで最後の手段で「今の段階で万博の工事をすべてやめる必要はないと思う。いよいよ、となった時は考えないといけない」と提言した。

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