今田美桜 朝ドラ「あんぱん」でヒロイン!「アンパンマン」やなせたかしさんと妻・小松暢さんモデル
2024年02月03日 05:20
芸能
戦争を生き抜き波瀾(はらん)万丈の人生を送ったやなせさんと、支えた妻の愛と勇気の物語。漫画家夫婦を描く朝ドラは10年に放送された「ゲゲゲの女房」が記憶に新しい。朝ドラがやや低調だった時期にV字回復のきっかけとなった作品だ。局関係者は「放送100周年の節目でもあり特に気合の入る作品。今作をきっかけにさらに朝ドラが盛り上がれば」と期待する。
今田自身も幼少期から「アンパンマン」に触れてきた。「両手にキャラクターの指人形をはめて遊んでいました」と笑顔。一番好きなキャラクターは「ドキンちゃん」だといい「天真らんまんさが大好きで、高校生の時はキーホルダーを付けていました」と語った。
クランクインは今年の9月ごろを予定。朝ドラは21年「おかえりモネ」に出演し、ヒロインだった清原果耶(22)を間近で見ていた。それだけに「撮影も1年あるので、やり切れるのか…。不安もあります」と緊張感も。それでも「甘えながら頼りながら、助けていただきながら、明るく元気に乗り越えたい」と持ち前の明るさで、毎日お茶の間に笑顔を届けると誓った。(吉澤 塁)
◇今田 美桜(いまだ・みお)1997年(平9)3月5日生まれ、福岡県出身の26歳。13年にモデルとして芸能活動をスタート。15年に女優デビューした。21年の映画「東京リベンジャーズ」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。22年には日本テレビ「悪女(わる)」でドラマ初主演。1メートル57。血液型A。
≪脚本・中園ミホ氏 小学生の時にやなせさんと文通していた≫ 脚本を務める中園ミホ氏(64)は今田について「強く、温かく、みずみずしい演技に心をつかまれました」とオーディション時の演技を絶賛した。やなせさんとは小学生の時に文通をしていたことがあり、6歳の頃には似顔絵を描いてもらったこともあるという。「それから半世紀以上たって、暢さんとたかしさんの物語を書けることに不思議な思いを感じます」と語った。