多発性骨髄腫で闘病中の宮川花子が成田山大阪豆まきに登場「今年はやったるで。絶対に生きる」

2024年02月03日 12:32

芸能

多発性骨髄腫で闘病中の宮川花子が成田山大阪豆まきに登場「今年はやったるで。絶対に生きる」
<成田山節分祭> 豆をまく宮川大助(左)・花子 (撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 夫婦漫才コンビの宮川大助(74)、花子(68)が3日、大阪・寝屋川の成田山大阪別院で開催された「令和6年成田山節分祭」の追儺豆まき式に出席。多発性骨髄腫で闘病中の花子は「生きて会えてよかった」と報道陣に笑顔。「今年の目標?今年はやったるで。絶対に生きる」と力強く宣言した。
 大助と娘の宮川さゆみ(45)らのサポートを受けながら車イスで登場した花子。豆まき式では紹介された際に柵に捕まって立ち上がり、頭を下げただけ。後は車イスに座ったまま豆をまいた。

 花子は88年に胃がんを患って一時休養。19年12月には血液がんの一種、多発性骨髄腫を発症し再び療養生活に入ったが、懸命な治療を経て昨年5月、大阪ミナミの「YESTHEATER」「なんばグランド花月」で約4年ぶりに漫才を披露。「復活の年にする」と昨年の節分の後に掲げた目標をクリアした。

 だが、同10月28日に愛知・大須演芸場で4年ぶりに開催した単独ライブで、9月頃、右目横にできた腫瘍について報告した。帰りの車に乗り込む前に報道陣に対応。「形質細胞。放射線治療を15回も受けました。それで右の後ろがハゲてしまって」と明かした。

 現在は週3回、リハビリで体力回復に努めている。「この前、お腹が痛いって病院で言ったら、筋肉痛でした」と笑わせた。11月には両目の白内障の手術を受け0・1以下だった視力が回復して「(大助が)こんなに男前やとは思わんかった」と大助を照れさせた。前日2日は12時間かけて抗がん剤治療。今イベントへの出席も危ぶまれたが「体調がいいから」と参加した。

 お得意の“花子節”は健在。17日に岡山で舞台があり、「ネタは今から考えます」。24日には東京でNHKラジオの仕事があるそうで「新幹線は5、6年ぶりやねん」と大喜び。「人前へ出ると元気になりますんで」と大助が目を細めると「今年は漫才を頑張ります。体力つけて、NGKの(通常公演の)舞台に立ちたい」と仕事への意欲を見せていた。

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