野木亜紀子氏「脚本家は替えがききます」「個人的には、原作者さんを下に見るなんてことはあり得ない」
2024年02月03日 14:45
芸能
「ただし、映画は『脚本を完成させてから撮影が始まる』ためにすぐにチェンジできますが、『連ドラの後半から揉めた』という場合に、急に替えの脚本家が用意できるかというと、暇こいてる新人しか空いてません。その新人が奇跡的に優秀なスキルを持っていれば別ですが、ただでさえ揉めている案件で期待に応えられるかはわかりません」と、放送と並行して撮影・制作を行うドラマでは、トラブルが起こった場合に代役を立てにくいと説明した。
芦原さんが訴えていた件においては「今回のケースで脚本家を交代すべきだったのかどうかは、日テレからの経緯説明がないので何ともわかりません。もし間の繋ぎが悪かったのであれば、脚本家を交代させたところで同じです。その辺りも経緯説明がないので不明です」とした。
日本シナリオ作家協会がYouTubeにアップした動画で、出演していた脚本家たちの発言が物議を醸していることには「個人的には、原作者さんを下に見るなんてことはあり得ないので、そう見える言動になってしまったことは軽率だったと思います」とつづった。
芦原さんは先月26日に自身のXで「…田中さん」のドラマの制作側とのトラブルを公表。脚本を巡り局側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を書くことになったとして視聴者に向けて謝罪。当初提示していた「漫画に忠実に描く」などの条件が反故になっていたとしていた。