東ちづる 魅力あるパフォーマーは「楽屋の出口で出待ち」エンタメの力で“誰も排除しない世界”を目指す
2024年06月03日 16:41
芸能
![東ちづる 魅力あるパフォーマーは「楽屋の出口で出待ち」エンタメの力で“誰も排除しない世界”を目指す](/entertainment/news/2024/06/03/jpeg/20240603s00041000425000p_view.webp)
これまでも障がい者アートの紹介、自閉症の啓発イベントなどを行ってきたが、パフォーマーによるショー「月夜のからくりハウス」が大好評。
座長を務める東は「こんにちは、東ちづるでございます」と元気にあいさつ。日本は「まだ分断している部分もある」と危惧しながら、分け隔てない世界を作り上げることを目指す一座にとって目標は「解散」。
「“デリケートな舞台なので公開は難しいです”と言われ続けてきた」とこれまでの険しい道のりを振り返り、「私たちが必要のない多様社会が実現すれば良い」と思いを伝えた。
いろいろな公演やイベントに足を運び「障がいだからとか、マイノリティーだからじゃなくて、“この人凄いな。でもテレビに出るチャンスないんだろうな”」と感じたパフォーマーをチームに招集している東。「楽屋の出口で出待ちをしてスカウトをしている」という。
今回は、レギュラーメンバーに加え、「もののけ姫」の主題歌を歌った米良美一や、ポールダンス世界チャンピオンの小源寺涼太、トップベリーダンサーのSAYURI、そして今大人気のドラァグクイーンユニット「八方不美人」が参加。より豪華になった「まぜこぜ一座」パフォーマンスを魅せる。渋谷区との連携で2000人規模のイベントを「LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)」で行う。
「皆が楽しめるバリアフリーエンタメをめざす」を掲げ、会場ナインやバリアフリーの環境設備と合理的配慮にも努めている。