小学館が報告書「セクシー田中さん」企画書の脚本家候補は6人 担当脚本家は当初いなかった

2024年06月03日 18:28

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小学館が報告書「セクシー田中さん」企画書の脚本家候補は6人 担当脚本家は当初いなかった
小学館 Photo By スポニチ
 小学館は3日、昨年10月期放送の日本テレビドラマ「セクシー田中さん」原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死した問題について、調査結果を公表した。企画書段階での脚本家候補6人に担当脚本家がいなかったことが判明した。
 同社は公式サイト上に、PDF文書90枚の「特別調査委員会による調査報告書公表および映像化指針策定のお知らせ」とPDF文書1枚の「映像化指針」を掲載した。報告書には映像化までの経緯や芦原さんのこれまでの映像化された作品の詳細、本件の問題点などが記載されていた。

 本件ドラマ化の経緯では、ドラマ化に向けての動きを報告。3月9日に日本テレビから小学館に送られた企画書の修正版には、キャスト候補、6人の脚本家候補、3人の監督候補が記載されていたといい、「本件脚本家はこの候補者には入っていなかった」ことが明らかにされた。

 その後の流れを「日本テレビがドラマ化のためのキャストや脚本家の選定を進め、小学館がこれに意見や助言を与えて、契約に至るべく協力し合う関係になっていった」と説明。4月5日に「日本テレビから脚本家候補者として本件脚本家ほか1名の提案があり、同氏の代表作リストも添えられていた。この時点では芦原氏は異論を述べず、その後同月19日に本件脚本家に決まった」と脚本家決定の経緯を報告した。
 

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