「虎に翼」第45話18・0% 番組最高更新!第1章完結“神回”に注目 異例演出も話題「ちむどん」超え
2024年06月03日 09:45
芸能
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22年度後期「舞いあがれ!」の番組最高16・9%(第10話)、23年度後期「ブギウギ」の番組最高17・3%(第88話)は既に上回っている。ヒットした23年度前期「らんまん」の初の18%超えは第105話(18・5%)。今回は雨による在宅率なども影響した可能性もあるが、「らんまん」を大幅に上回るハイペース。好調に推移している。
向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は17年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。
テンポのいい作劇で、ヒロインら女性陣の活躍はもちろん、佐田優三(仲野太賀)轟太一(戸塚純貴)ら男性陣も魅力的に描かれている。
第45話は、佐田寅子(伊藤沙莉)の目に飛び込んできたのは新しい「日本国憲法」の記事だった。「すべての国民は法の下に平等である」。寅子は次第に力が湧いてくるのを感じる。立ち上がった寅子は早速、家族会議を開き、猪爪直明(三山凌輝)が大学へ行くこと、自分の仕事探しを提案し…という展開。
寅子は戦時下、弁護士の道をあきらめ、夫・優三は戦病死、兄・猪爪直道(上川周作)は戦死。父・猪爪直言(岡部たかし)も病死し、人生のどん底に沈んだ。しかし、第14条をはじめ新憲法と優三の言葉に希望を見いだし、再起。裁判官の道へ進む決意を固めた。
オープニングのタイトルバック映像(タイトルの題字や出演者・スタッフのクレジット)をエンディングに持ってくる異例の演出も、インターネット上で話題に。寅子の人生のターニングポイントとなった第9週「男は度胸、女は愛嬌?」は“神週”の呼び声も高く、第45話はその締めくくりとなったヤマ場回。SNS上で「神回」の声が相次ぎ、反響を呼んだ。
今後の視聴率推移も注目される。