【高校ラグビー】春の王者・桐蔭学園、ターンオーバー連発で13大会ぶりに東海大大阪仰星を撃破

2024年01月03日 12:50

ラグビー

【高校ラグビー】春の王者・桐蔭学園、ターンオーバー連発で13大会ぶりに東海大大阪仰星を撃破
<桐蔭学園・東海大大阪仰星>  後半、トライを決め喜ぶ桐蔭学園・中森(右)(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【全国高校ラグビー大会準々決勝   桐蔭学園34―24東海大大阪仰星 ( 2024年1月3日    花園ラグビー場 )】 春の選抜大会を制した桐蔭学園(神奈川)は34―24で東海大大阪仰星(大阪第3)を下し、21年度大会以来となる2大会ぶりの4強入りを決めた。
 序盤から激しいタックルと素早い集散で何度もターンオーバーする。7―0で迎えた前半15分には敵陣深くでのスクラムからターンオーバー。そのまま攻め込み、最後は高校日本代表候補のロック中森真翔(まなと、3年)がトライを奪った。

 「相手はセットプレーを獲得すると、力強い継続力があるので。そこのセットプレーで圧をかけて、自分たちのトライにしていこうとゲームターゲットにしていた。そのプランを遂行できた。今日はタックルでも前に出られた」

 後半18分には敵陣22メートルラインで相手のボールを奪取し、足で運んだ中森がそのままトライ。終盤に追い上げられながらも、そのまま逃げ切った。

 桐蔭学園が花園で東海大大阪仰星と対戦するのは6度目で、過去の戦績は1勝4敗。優勝した10年度以来、13大会ぶりの白星となった。

 「自分たちも一昨年(の県大会決勝で)負けて、今年、歴史を変えようといろんなことにチャレンジしてきた。新しい桐蔭の歴史をつくれてうれしい。でも、まだベスト4。自分たちはもっと上を目指していきたい」

 そう語った中森。高校日本代表候補12人を揃える優勝候補が力強く勝ち上がった。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2024年01月03日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム