【箱根駅伝】「金栗四三杯」城西大・山本の受賞に異論なし でも…青学大・原監督が問題提起

2024年01月03日 17:53

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【箱根駅伝】「金栗四三杯」城西大・山本の受賞に異論なし でも…青学大・原監督が問題提起
<箱根駅伝復路 大手町ゴール>10区、優勝し歓喜の青学大の原監督や選手たち(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【第100回東京箱根間往復大学駅伝 復路 ( 2024年1月3日    神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間109・6キロ )】 第100回のメモリアル大会で、青学大が2年ぶり7度目の総合優勝を果たした。10時間41分25秒は大会新記録だった。
 午後3時30分に開始予定だった閉会式は約30分遅れた。レース後の監督会議が長引いたためだが、青学大・原監督が監督会議で、MVPにあたる「金栗四三杯」についての問題提起したことが分かった。

 今大会の「金栗四三杯」は往路の山上り5区で区間新をマークした城西大の山本唯翔(4年)が選ばれた。

 同杯は関東学生陸上競技連盟の有吉会長らが名を連ね、8人で構成される選考委員会が受賞者を決定する。昨年末には各大学の監督に選考基準として、区間賞(区間新)が示され、今大会で唯一の区間新が山本だった。

 ただ、山本の選出に異論はないことは大前提の上で、原監督は青学大の3区で区間賞を獲得した太田蒼生(3年)と山本のW選出があっても良かったのではないか、と意見を出したという。太田は3区で日本人初の1時間切りとなる59分47秒で、ヴィンセント(東京国際大)の超絶区間記録(59分25秒)に匹敵するスーパーランで、優勝への流れをつくった。

 関東学連の関係者は「意見を出していただくのは、これから議論していく上でも良いこと」と話した。

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