【箱根駅伝】前回総合2位の中大 13位でまさかシード落ち…メンバー16人中14人体調不良響く

2024年01月03日 13:42

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【箱根駅伝】前回総合2位の中大 13位でまさかシード落ち…メンバー16人中14人体調不良響く
<箱根駅伝復路小田原中継所>7区・吉居(右)にたすきをつなぐ中大6区・浦田(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【第100回東京箱根間往復大学駅伝 復路 ( 2024年1月3日    神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間109・6キロ )】 第100回東京箱根間往復大学駅伝の復路は3日、神奈川・箱根町から東京・大手町までの5区間、109・6キロで行われた。
 前回大会総合2位ながら往路13位と沈んだ中大は総合でも13位と浮上できず、2021年大会以来、3年ぶりのシード落ちとなった。

 昨年12月、メンバー16人中14人が体調不良に見舞われた。コロナ、インフルエンザではなかったが、棄権も検討するほどの緊急事態だったという。

 一斉スタートとなった復路は、7区に当日変更で起用した吉居駿恭(2年)が9番手でタスキを受けると、時に険しい表情を浮かべながらも前半で4人抜きで5番手に浮上。15キロ過ぎの給水では、往路2区で区間15位と苦しんだ兄の大和(4年)から力水をもらい、声を掛けられて左手で応じる姿もあった。終盤には東洋大もとらえて、5人抜きで4番手に浮上した。

 1時間2分27秒はこの区間で歴代4位の好タイムで、区間賞の激走を見せた。しかし、8区で4番手に走り出した阿部陽樹(3年)は、苦しい表情。区間最下位のペースで遅れを取り、時折右ももを叩く場面もあった。13番目にたすきをつないだ。

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