【高校ラグビー】流通経大柏 ノーシードからの4強を目指すも、逆転負けに無念の涙

2024年01月03日 16:04

ラグビー

【高校ラグビー】流通経大柏 ノーシードからの4強を目指すも、逆転負けに無念の涙
<流通経大柏・大阪桐蔭>前半終了間際、逆転のトライを決める流通経大柏・丸岡(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【第103回全国高校ラグビー準々決勝   流通経大柏13ー19大阪桐蔭 ( 2024年1月3日    花園ラグビー場 )】 ノーシードから5大会ぶり2回目のベスト4を狙った流通経大柏だが、大阪桐蔭の重量FWの圧力に苦しみ、その壁を打ち破ることができずに敗れた。
 流通経大柏は前半3分に高校日本代表候補のSH三田村喜斗(3年)のPGで先制。大阪桐蔭が1トライでリードを奪った後も、三田村が前半22分にPGを決め、1点差とし、持ち味を武器に接戦持ち込みを図った。

 前半ロスタイムに1年生からビッグプレーが飛び出した。相手ボールを奪うと、大阪桐蔭のディフェンスのスキをロック阿部虎生(1年)が突き、敵陣前まで大きく前進。ラックから右に展開し、最後はFB丸岡大地斗(3年)がトライに成功し、逆転。前半を13―7で折り返した。

 春の選抜大会では0―20で負けていただけに、相亮太監督はハーフタイムで「相手もギアを上げてくる。後半30分、走り負けるな」とフィフティーンにゲキを飛ばした。だが、後半2分にラインアウトからのモールを押し込まれ、再び大阪桐蔭にリードを許した。流通経大柏も必死の反撃を最後まで試みたが、シード校の底力の前に屈した。

 相(あい)亮太監督は「ノーシードで勝ち上がったこともそうですし、準々決勝をここまでの内容でできたことも、チーム全体が一生懸命やった結果。60分通して何とか食らいついていたものの、最後にひっくり返す力はこのチームにはなかった」と振り返った。

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