【高校ラグビー】茗渓学園 前回王者の東福岡をひるませた 強豪復活の兆し見せた

2024年01月03日 14:38

ラグビー

【高校ラグビー】茗渓学園 前回王者の東福岡をひるませた 強豪復活の兆し見せた
<東福岡・茗溪学園>4強入りならず、涙の茗溪学園フィフティーン(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【第103回全国高校ラグビー準々決勝   茗渓学園10ー26東福岡 ( 2024年1月3日    花園ラグビー場 )】 連覇を目指す東福岡をひるませた。茗渓学園の守備陣は低いタックルで緑の壁に突き刺さっていく。前半8分にトライを許したが、高校代表候補のCTB田村優太郎(3年)が抜群の体幹を生かして東福岡のタックルをかわして突進する。さらに花園を沸かせたのは16分だった。
 敵陣5メートルの右ラインアウトをキープしてラックを形成。そのままグイグイ押してフッカー川村航平(3年)がインゴールに飛び込んだ。川村も高校ジャパン候補。小学生の時、わんぱく相撲で茨城県を制した怪力自慢が昨年王者から同点トライを奪ったのだ。

 後半、立て続けに2トライを奪われたが21分に高校ジャパンコンビが魅せた。CTB田村が中央を突破、そのままトライはできなかったがFWがつないで最後は途中出場のロック大畠がトライ。能力の高さを示した。

 WTB森尾大悟主将は「本気で全国制覇するつもりだった。ここまで来られてよかったではなく、ここで終わってしまったことが凄く悔しい。もっと最高の準備、最高の練習を積んでこないといけない。それを(後輩に)伝えたい」とバトンを後輩に託した。

 10―26で4強入りこそ果たせなかった強豪復活の存在感を示す大会になったのは間違いない。

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