【箱根駅伝】法大は6位 急逝の友に快走届けた 坪田監督「最後まで一緒に走れたんじゃないかな」

2024年01月03日 15:12

陸上

【箱根駅伝】法大は6位 急逝の友に快走届けた 坪田監督「最後まで一緒に走れたんじゃないかな」
<箱根駅伝復路・鶴見中継所>法大9区・稲毛(左)からたすきをつなぐ10区・宗像(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 第100回東京箱根間往復大学駅伝の復路は3日、神奈川・箱根町から東京・大手町までの5区間、109・6キロで行われ、法大は6位でゴールし、シード権を獲得した。
 今年8月、エース候補だった2年生の高橋彰太さんが19歳の若さで急逝。今大会は往路も含め、全員が喪章をつけ、高橋さんの思いも背負って箱根路を駆けた。運営管理車には高橋さんのユニホームとシューズが載せられた。

 往路は1区で14位と出遅れたが、12位でタスキを受けた4区の小泉樹(3年)が10位に順位を上げた。さらに細迫海気(4年)が山上りの5区を1時間12分32秒で区間8位の力走。9位で往路を終えた。

 復路では、山下りの6区で武田和馬(3年)が区間賞を獲得。高橋さんの東北高、法大の先輩でもある稲毛崇斗(4年)は9区で区間6位の好走を見せ、アンカーの宗像直輝(4年)が着実な走りでフィニッシュテープを切った。

 坪田智夫監督は「昨年より一つ順位を上げることができたのでそれは評価できる」と振り返り、「高橋彰太がいなくなって、みんな気持ちは一つで見せてくれたと思う。彰太の分までという形で。私も声かけして、一人じゃないんだよと、苦しい時は一緒に走っていることをイメージしながら最後まで走ろうと。走った選手は10人ですけど、16人プラス1ということで、最後まで高橋と一緒に走れたんじゃないかなと思います」と話した。

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