【高校ラグビー】連覇目指す東福岡 11大会連続のベスト4 苦手意識残る茗渓学園を突き放す

2024年01月03日 14:35

ラグビー

【高校ラグビー】連覇目指す東福岡 11大会連続のベスト4 苦手意識残る茗渓学園を突き放す
<東福岡・茗溪学園> 後半、力強く前進する東福岡・高比良(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【第103回全国高校ラグビー準々決勝   東福岡26―10茗渓学園 ( 2024年1月3日    花園ラグビー場 )】 2大会連続通算8度目の優勝を目指す東福岡が、高校日本代表候補12人を擁するレベルの高い試合運びで、茗渓学園の終盤の粘りに対抗し、11大会連続のベスト4を決めた。
 東福岡は前半7分に敵陣5メートル付近のラックからSO井上晴生(3年)がパスダミーでフェイントをかけながら、ステップで切り込み、先制トライ。同点で迎えた前半25分にはゴール前ラックからSH利守晴(3年)が、フェイントをかけながらサイドを突破し、勝ち越しのトライに成功した。ハーフ団が鍛えられた状況判断力を発揮した。

 王者・東福岡にとって茗渓学園には苦手意識がある相手だ。花園での対戦成績は1勝3敗。藤田雄一郎監督も「監督になって初めてのベスト8の試合で、19点差をひっくり返された。自分の記憶では花園で茗渓(学園)さんに勝ったことがないんじゃないかな。それくらい茗渓さんには勝てたイメージがない」と語っていた。

 12―5で迎えた後半11分にはハーフラインからNO・8高比良恭介(3年)が抜け出しチャンスを作ると、最後はロック坪根章晃(3年)が持ち込んでトライ。後半29分にもフランカー松崎天晴(3年)がダメ押しトライ。粘る茗渓学園にリードを与えず、ベスト4を決めた。

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