エンゼルス・大谷 治療方法に4つの選択肢 復帰まで長期間、症例少ないリスク…

2023年09月17日 02:30

野球

エンゼルス・大谷 治療方法に4つの選択肢 復帰まで長期間、症例少ないリスク…
エンゼルスの大谷 Photo By スポニチ
 右肘じん帯損傷で今季の登板は消滅していたエンゼルスの大谷翔平投手(29)の想定される主な治療方法は4つ。
 トミー・ジョン手術は全治は期待できるが、投手としての復帰に約1年半要する。大谷は2度目の施術で、その場合はリハビリ期間が延びる傾向がある。

 人工じん帯を移植するインターナル・ブレースは復帰時期は半年前後と短いが、まだ症例が少なく、膝など他の部位での施術で異物反応を引き起こしたことなどがリスクに挙げられる。

 この両術を同時に行うハイブリッド手術は肘の強度がより高まる期待がある。復帰時期も早まるという指摘がある一方、やはり症例が少なく確証はない。

 PRP注射などの保存療法は損傷具合によっては完治が望めない。

◇今後想定される主な治療方法◇

 ▽トミー・ジョン手術(復帰まで1年半~2年) 自身の腱を移植して肘のじん帯を修復する。大谷は2度目でリハビリ期間長くなる傾向

 ▽インターナル・ブレース(復帰まで約半年) 人工じん帯を移植して肘の患部を強化する。症例まだ少なく異物反応を起こすリスクも

 ▽ハイブリッド手術(復帰まで1年半~2年) 上記2つの治療を同時に行い強度を高める。復帰時期が早まる期待もあるが症例少ない

 ▽PRP注射(復帰まで2~3カ月) 保存療法。採取した血液から血小板を抽出し注射。損傷具合次第では回復効果は期待薄 

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