残り試合欠場の大谷を同僚労う 守護神エステベス「本気で復帰しようと…心から尊敬」オハピーらも

2023年09月17日 09:25

野球

残り試合欠場の大谷を同僚労う 守護神エステベス「本気で復帰しようと…心から尊敬」オハピーらも
今季残り試合の欠場が決まった大谷について語るエステベス(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 エンゼルスの大谷翔平投手(29)が16日(日本時間17日)に右脇腹痛で負傷者リスト(IL)入りし、投手だけでなく打者でも今季残り試合の出場が消滅したことを受け、チームメイトは今季の活躍を労うコメントを寄せた。
 今夏の球宴に大谷とともに出場した守護神エステベスは「昨晩、彼が荷物をまとめているのを見た。皆さんが(球団から)聞いたような話を私に話してくれた」と前夜のやり取りを回顧。「彼は右脇腹を痛めていたけど本気で復帰しようとしていたことを心から尊敬している。良くなってはきていたけど、復帰できるほどではなかったのだろう。私は彼に“毎日より良くなろうとする努力は本当に素晴らしいし、本当に尊敬している”と伝えた」と真剣な表情で語った。

 今季終了後に大谷はFAとなり去就は不透明となっているが、エステベスは「彼は本当に、本当にファニー(面白い)な男で普段からアニメやゲームの話題をしている。謙虚で、どれだけ活躍しても何も変わらない。彼がどれほど優れた選手か彼にもっと知ってもらいたいと思っている。できるだけ長くチームメイトでいたいが、何が起こるのが分からないのが野球。敵になるかもしれない」と思いを巡らせた。

 右肘じん帯損傷を抱える大谷は手術を受ければ二刀流復帰は25年シーズンとなる。「大谷は二刀流選手として再びプレーできるか?」という報道陣の問いには「そう思う。あと10年は続けられるだろう。彼がどれだけ良い人間で、ここまでどれだけ努力をしてきたか。彼は二刀流を続けていきたいと強く思っているだろう」と話した。

 また、捕手オハピーは「翔平からは多くのことを学んだ。プロ野球選手としてどのように野球に取り組むべきか。彼は、あらゆる意味でプロフェッショナルだった。ケガで離脱中もベンチの最前列で彼の最高のプレーを見ることができた。彼と一緒にいることがとても楽しかったし、ありがたかった」と感謝の言葉を口にした。

 WBCメキシコ代表でロッカールームが大谷の隣の左腕サンドバルは「(残り試合の欠場は)残念なことだ。彼はとてもフレンドリーで、いつも私が野球の話をしていた。生きる教材。私の良い友人だ。彼のプレーで最も好きな瞬間はシアトルの試合で右翼の3階席まで飛ばした本塁打」と振り返った。

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