大谷翔平 投打で今季終了もチームには同行 ミナシアンGM「彼はこの場所が、我々も彼が好き」

2023年09月17日 06:24

野球

大谷翔平 投打で今季終了もチームには同行 ミナシアンGM「彼はこの場所が、我々も彼が好き」
タイガース戦の前に会見するエンゼルスのミナシアンGM(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 エンゼルスのペリー・ミナシアンGM(43)が16日(日本時間17日)、エンゼルスタジアムで会見。この日、15日間のIL(負傷者リスト)に入り、今季を終了することが決まった大谷翔平投手(29)が近日中に右肘手術に踏み切ることを明言した。
 同GMは大谷が前日に右脇腹のMRI検査を受けたことを明かしたうえで「(前日15日の)試合の1回あたりで結果が出てから、彼は荷物をまとめ始めた。近日中に右肘じん帯の手術を受けるだろう。手術方法など詳細は分からない」と話した。

 今後については、19日(同20日)からの敵地6連戦は未定ながら、本拠地試合に関しては、チームに同行する方向性。同GMは「彼はこの場所が好き。我々も彼が好き」と双方向の「愛」を口にし「彼は毎日試合に出て、チームメートと一緒にいたいと思っていて、ファンやチームのために戦いたいと思っている。何度か出場を試み、回避したことがあった。彼は出場するためにできることは全てやった」と野球への真摯な姿勢、チームメートやファンへの向き合い方を絶賛した。

 大谷は先発した8月23日(同24日)のレッズとのダブルヘッダー第1戦で右肘に異変を生じ、途中降板。登板後の検査で「右肘内側側副じん帯損傷」が判明し、今季の残り試合での登板を回避することが決定した。以降も打者としては出場を続けてきたが、ネズ・バレロ代理人は4日(同5日)の会見で「何らかの医療処置は必要。(決断するまで)あと10、11日だろう」と話しており、予断を許さない状況だった。

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