巨人メンデスが粘投 6勝目の権利を得て降板 何度もピンチ迎えるも失点はサンタナ一発のみ

2023年09月17日 16:10

野球

巨人メンデスが粘投 6勝目の権利を得て降板 何度もピンチ迎えるも失点はサンタナ一発のみ
<巨・ヤ>巨人の先発・メンデス (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2023年9月17日    東京D )】 巨人の新助っ人左腕、ヨアンデル・メンデス投手(28=ベネズエラ)がヤクルト戦(東京D)で来日15度目の先発登板。6回まで3四球&1死球と制球に苦しみながらも3安打1失点と粘投を見せ、来日6勝目(4敗)の権利を得て降板した。
 初回、1番・塩見をいきなり四球で歩かせると、3番・山田に左前打されたあとで5番・サンタナにも四球を与えて2死満塁。それでも6番・オスナを中飛に打ち取って大ピンチを切り抜けた。

 2回は下位打線を3者凡退に仕留めたが、3回は先頭・塩見に2打席連続四球を与え、山田に中前打されて1死一、三塁。再びピンチを迎えたが、村上を初球スライダーで併殺打に仕留めてこの回も無失点で切り抜けた。

 0―0のまま迎えた4回には先頭・サンタナに高め直球を右翼スタンドへ運ばれる16号ソロとされて先制を許したが、その後も粘投。6回までに95球を投げ切った。

 すると、味方打線がその裏、途中から守備に就いていた丸の17号ソロで追いつくと、主砲・岡本和の東京ドーム通算100号となる今季41号ソロで勝ち越し。メンデスはここでお役御免となり、7回のマウンドには2番手として新人右腕・船迫が上がった。

 メンデスの投球内容は6回で打者24人に対して95球を投げ、3安打1失点。4三振を奪い、与えた四死球は4つ、直球の最速は154キロだった。

 7月の月間防御率1.67を誇ったメンデスだが、8月20日の広島戦(マツダ)で3回途中4失点KO、同27日の阪神戦(東京D)で3回途中2失点KOと早期降板が続き、同28日に出場選手登録抹消。復帰登板となった9月10日の中日戦(東京D)では6回途中無失点の好投で来日5勝目をマークしていた。

 ▼メンデス 苦しい場面はありましたが大城がうまくリードしてくれて何とか6回を投げ切ることができました。先発として最低限の仕事ができて良かったです。

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