巨人・中川が“8回の男”に戻って無失点投球 門脇や大勢に先輩らしく声かけも 今季17ホールド目

2023年09月17日 19:26

野球

巨人・中川が“8回の男”に戻って無失点投球 門脇や大勢に先輩らしく声かけも 今季17ホールド目
<巨・ヤ>8回、無失点で抑え、小さくガッツポーズする中川(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人3―2ヤクルト ( 2023年9月17日    東京D )】 巨人の中川皓太投手(29)が17日のヤクルト戦(東京D)から“8回の男”に戻って今季17ホールド目をマーク。この日、86日ぶりに復帰した守護神・大勢投手(24)が不在の間に抑え役を務めたセーブと合わせて今季成績を1勝3敗17ホールド12セーブとした。
 2―1で迎えた8回に3番手として登板。最初に打席へ迎えた塩見を遊ゴロに仕留め、浜田には三遊間を抜かれたが、山田を二直、村上を二ゴロに仕留めてバトンをつないだ。

 9回に4番手として登板した大勢は1点リードを守れず2―2の同点となったが、その裏、ドラフト4位ルーキーの門脇誠内野手(22=創価大)がプロ初となるサヨナラ打。大勢に今季3勝目が転がり込んだ。

 試合後、ヒーローの門脇は「打席に入る前に中川皓太さんが“決めてくれ”と。一言もらったんでやってやろうと思いました」とコメント。

 また、大勢は「皓太さんにも言われたんですけど、リリーフはやっぱり結果を出して自信をつけていくしかないと言われたので、今日勝ったということを野手に感謝して、あとはもう一度ああいう場面で投げさせてもらえるように結果を出して、積み重ねていくしかないなと言われたので、その通りだと思います」と中川に激励の言葉をかけてもらったことを明かした。

 試合後、原辰徳監督(65)は大勢について「きょうはマウンドに上がれたということと、あそこを1点で抑えたという。もう一つ言うならば、勝ち星が付いたというところ。それでさっき言った言葉でいいと思います」とコメント。中川について聞かれると「まあもう少し打線が点を取れればいいんでしょうけど、まあピッチャーもよく頑張ってくれていますね」と話していた。

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