八戸学院大が富士大下し8季ぶりV 正村公弘監督を還暦の胴上げ「本当に強くなった」

2023年09月17日 19:32

野球

八戸学院大が富士大下し8季ぶりV 正村公弘監督を還暦の胴上げ「本当に強くなった」
胴上げされる正村公弘(やすひろ)監督(撮影・柳内 遼平) Photo By スポニチ
 北東北大学野球秋季リーグ戦で八戸学院大が19年春以来8季ぶり16度目のリーグ優勝を果たした。
 2点を追う9回に2年生の5番・十鳥の右越え満塁弾など5得点で逆転に成功した。内角直球を捉えた東京実出身の外野手は「絶対に自分が決める思いだったのでよかった」と喜びに浸った。

 東北の3連盟から明治神宮大会出場を決める東北地区大学野球代表決定戦は10月21日開幕。北東北大学リーグからは八戸学院大、富士大が出場する。

 試合後は9月7日に還暦を迎えた正村公弘監督(60)を6度胴上げ。ナインが最高のプレゼントで指揮官を祝福した。

 正村公弘監督との一問一答は以下の通り。

 ――2勝2敗のスタートから6連勝で優勝。

 「こういうことも野球なんだね。ここ何年かはずっと負けていたんだけどさ、昨日も今日も違うチームみたいだったね。開幕して1発目で負けて、次(カードの2戦目)も落とした。“6連勝すれば優勝だ”なんて言っていたけど、現実にしてくれた。本当に強くなったよね」 

 ――9回に逆転満塁弾が飛び出した。

 「出てほしかったけど、まさかだよね。ホームランがほしいなと思うけど、普通は出ないよね」

 ――監督の60歳に合わせて6度の胴上げだった。

 「9月7日の誕生日から一度も負けていない。なんだかなぁ。今まで優勝してもしていなかったんだけど、まあ今回は還暦だったということで。みんなからも赤いノックバットをお祝いでもらいました。その時に“リーグ戦で勝ったら胴上げするぞ!”と言ってくれていたので。(胴上げを)受けようかなと」

 ――東北地区大学野球代表決定戦に向けて。

 「とにかくみんなで勝つことができた。バント、カバーリングとか基本的なことをしっかりやっていき、決定戦に臨めるようにしたいと思います」

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