ロッテ吉井監督「今日はちょっとノーカウント」 朗希初のベルーナDのマウンド合わずいきなり3失点 

2023年09月17日 17:52

野球

ロッテ吉井監督「今日はちょっとノーカウント」 朗希初のベルーナDのマウンド合わずいきなり3失点 
初回、マウンドでバランスを崩す佐々木朗 (撮影・白鳥 佳樹)  Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ロッテ2ー3西武 ( 2023年9月17日    ベルーナD )】 ロッテ・佐々木朗希投手(21)が17日、西武戦(ベルーナD)に先発し3回70球4安打3失点で降板し4敗目を喫した。最速は160キロだった。 【試合結果
 左脇腹の肉離れから復帰2戦目の舞台はプロ入り後、初登板となるベルーナD。初回から制球が定まらず2死満塁で西武・渡部に死球を与え、押し出しで先制点を許す。続く外崎には2点適時打を浴び3失点。初回だけで38球を要した。

 2、3回は無失点に抑えたが、3回を投げ終え投球数が70球となったところで降板。マウンドでバランスを崩し、変化球もすっぽ抜ける場面が目立つなど復帰2戦目は苦しい投球となった。

 吉井監督との一問一答は以下の通り。

 ――佐々木朗は3回3失点。本人はマウンドを気にしていたようだが。

 「そうですね。今日はちょっとノーカウントですね。ステップ幅が、硬い土からはみ出ていたので、土質が全然変わってたんでね。ズルズル滑ってるのをアジャストするのに時間かかってしまったし、アジャストも自分の歩幅を短くして投げてるんで、今日は彼のピッチングにはなかった。ただ、そんなマウンドもあるのかなって思うので、そこはしっかり直しておいてもらいたいと思ってます」

 ――監督から見ても窮屈な形で投げていた。

 「立ち上がりは、ホント滑ってたので。そのあと、歩幅を縮めると、やっぱりスピード落ちるんでね。それでもしっかり、その後投げてくれたんでね。こんな経験はあっちゃダメなんですけども、良い経験になるのかな。分からないです」

 ――監督自身はそういう経験は。

 「現役時代に楽天の球場が新しくなった時、下からレンガが出てきて、投げるたびにガンガンって火花散る感じやった。なんかなと思ったら、レンガが出てきて。ま、そういうことはありましたけど、最近は土が変わってきて、良くなってきたんで、あんまりそういうことなかったんですけども」

 ――その中でもアジャストしていた。

 「あれでアジャストとして体悪くなったり、調子崩すと元もこもないんで、ああいうことは起こってほしくないですね」

 ――体への無理やフォームへの負担を感じたりは。

 「これは分からないです。明日になってみないと。ただ、大体歩幅が狭くなると、そのパワーを上半身で代用するんで、上半身のどっかに負担はきます」

 ――球数は予定通り。

「そうですね。あのバッターがラストバッターなので、もしフォアボールやヒットだったら、もうあそこで終わって次のピッチャーって。ぎりぎりでした」

 ―― 復帰2戦目、経過も含めて順調か。

 「順調ですね。はい」

 ――今後については。

 「明日の回復見て。また中6でいけるかなとは思ってます。
でも、明日になってみないと」

 ――マウンドが合わない中でも、70球投げさせた判断は。

 「チームの事情なんですけども、もし、2回で代わってたら、後に投げるピッチャーが大変で、この後にも影響してくるんで、朗希のリミットの球数が70球だったので、そこまで頑張ってもらいました。本当はもっと早く代えてもよかったんですけども、ブルペンのこと考えると、そういう感じです」

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