日本ハム・万波 プロ野球史上2人目の先頭弾&サヨナラ弾「鳥肌立ちながらダイヤモンド一周してました」

2023年09月17日 06:00

野球

日本ハム・万波 プロ野球史上2人目の先頭弾&サヨナラ弾「鳥肌立ちながらダイヤモンド一周してました」
<日・ソ>9回、サヨナラ2ランを放ちナインに祝福される万波(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   日本ハム3―1ソフトバンク ( 2023年9月16日    エスコンF )】 盆と正月が一度に来たようだ。日本ハム・万波で始まった試合は、万波で終わった。いずれも自身初となる先頭打者本塁打にサヨナラ弾。「打った瞬間だった。鳥肌立ちながら、歓声を浴びてダイヤモンドを一周してました」と酔いしれた。
 同点の9回1死一塁、オスナの初球153キロ内角直球を一振り。左翼3階席へ22号2ランを運んだ。「併殺狙いの配球でくると思い、ある程度インコースという読み」というアーチは、エスコン初のサヨナラ弾となった。

 初回先頭では石川の127キロのカーブを右翼席へ、15試合ぶりの21号ソロ。今季はどの球種にも対応できるように、4種類の重さとバランスの違うバットでティー打撃を繰り返してきた。1試合で先頭打者弾とサヨナラ弾を放つのは、93年の中日・パウエル以来2人目で、パ・リーグでは初めて。新庄監督も「今日みたいな打撃ができれば来年、再来年には35~40本は見えてくる」と期待した。

 リーグトップのロッテ・ポランコに2本差に迫り「本塁打王に向かって頑張りたい」。残り15試合。自身初の栄冠に挑む。(田中 健人)

おすすめテーマ

2023年09月17日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム