過去に文春と裁判 木下博勝氏、松本人志の現状を推察 自身は「なぜこんな状況になったのか話して…」

2024年02月08日 11:29

芸能

過去に文春と裁判 木下博勝氏、松本人志の現状を推察 自身は「なぜこんな状況になったのか話して…」
木下博勝氏 Photo By スポニチ
 プロレスラー・ジャガー横田(62)の夫で医師・木下博勝氏(55)が、8日までにインスタグラムを更新。お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)を巡る報道について、自身の経験を明かした。
 松本は、自身が飲み会で性的行為などを強要したとする疑惑を報じた「週刊文春」の発行元・文芸春秋などを相手取り、名誉毀損(きそん)に基づく損害賠償のほか、記事の訂正を求めて、東京地裁に提訴した。

 木下氏は19年に「文春オンライン」でセクハラ疑惑などを報じられたが、運営元である「文藝春秋」と裁判で争い、名誉毀損(きそん)の成立と110万円の損害賠償が認められた経験がある。

 この経験から、「文春砲を受けると本人はどうなるか?」を明かした。

 「意外にも、皆さんの関心が高いので、個人的な経験をお伝えします。先ずは、睡眠時間が減ります。これは大変です」と、睡眠不足に陥ると告白。「僕は、診療も大学の講義も毎日有りましたので、急に休めない。日常業務に加えて、ほぼ毎日、弁護士さんとの打ち合わせになります。文春から質問状が届きます。大体1日での回答を求められます。当時の事を必死に思い出して間違いの無いように弁護士に伝える、それを弁護団が話し合って、マスコミに利用されない文章を整える、これだけでもかなり時間がかかります。芸能事務所には連日マスコミから連絡が有って対応に追われて、毎日マネージャーから何度も連絡が来ます」と、報道後のやりとりを明かした。

 これらの作業は「2週間程度」続くと言い、「睡眠時間は1-2時間だったと思います。良く倒れなかったと自分でも不思議なくらいです」と回顧。「当時、何日か当直も有りました。その他に、職場付近、自宅付近にマスコミが待つ事にも対処しなければなりません。マネージャーさんから、今日大学の側でマスコミが張り込んでいる情報が入ったので注意してください。大学を休むわけにもいかない、どうしたら良いの?の状態です。関係各所にも、事情を説明しなければなりません」と振り返った。

 その中でも、「一番辛かったのは、講義を受ける学生達に説明した時でした」という。「教室で学生が僕を見る目が、普段とは全然違い、凄くキツい目でした。正直に、何故こんな状況になったのか話して、謝罪しました。有り難かったのは、学生達は僕が話した後は、いつも通りの反応に戻った事でした」と、学生の理解も得られたと回顧。

 「当時は、身体がフラフラでしたので、講義も休みたかったのですが、大学の理解者である理事には手元にある証拠を見せて説明して、理解して頂いていました。その理事から、大変なのは分かっていますが、ここで先生が休んだら、先生を信じている学生はどれだけショックを受けるでしょうか。頑張って胸を張って講義に来てください、と言って頂いて、気持ちを振り絞って12月の末に大学に行ったのを覚えています」と、ギリギリの状態だったという。

 「患者さん達も、とても心配してくれていました。全員にご迷惑をおかけして申し訳ありません。事実とは異なりますので、裁判で明らかにしますので、宜しくお願いします。と伝えて、何かクレームを言う人はいなく、殆どの方は頑張って下さい、信じて応援しています、と言ってくれました」と応援の声に感謝した。

 一方で、「事務所と弁護団の方針が違って、当事者の僕が困った事も有りました。記者会見は、弁護団は絶対にダメ、事務所はやったらどうか」など意見の食い違いもあったといい「松本さんも、吉本と弁護士の方針が違って、困る事もきっと有ったのでは無いでしょうか」と推察。「もうこれ以上、文春の事でインスタに書く事は無いと思います」と締めくくった。

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