王将戦第4局対局再開 菅井八段の封じ手は「4八飛成」
2024年02月08日 09:07
芸能
菅井が1日目に封じた40手目を、立会人の中村修九段(61)が開封。封じ手は「4八飛成」だった。
1日目は後手の菅井は4手目に△3二飛と回る珍しい形の三間飛車を選択し、それに対し藤井は▲2二角成と角交換。お互いに角を打ち、開始から約20分で馬を作り合った。乱戦模様かと思われたが、その後は王を囲い、攻めの主導権を巡って構想力が問われる将棋に。前例のほぼない局面となり、両対局者は深い読みを入れていた。封じ手にあたる40手目は1時間35分の考慮。今期王将戦で菅井の最長考記録となった。封じ手で、藤井の飛車交換の誘いに乗った菅井。一気に局面が動きそうだ。