田崎史郎氏 政治資金“土産代”巡り、MC恵の「守ってる?」に「守ってんじゃなくて実態を説明してる」

2024年02月08日 16:35

芸能

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が8日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。政治家の政治資金の使い道についてコメントした。
 番組では、政治資金の使い道について特集。衆院議員Aの政治団体が収支報告書に計上した22年の「飲食代」について、年間1141万1552円(187回)だったとし、このうち、22年5月31日は、ラーメン店15万8730円、料理店4万6000円、割烹料理店8万8300円、食料品店2万6690円の計4件だったと伝えた。また、衆院議員Bの政治団体が収支報告書に計上した22年の「土産代」について、年間836万2581円(106回)だったとし、このうち、最多支出先は三越伊勢丹で31件、最高額は三越伊勢丹の52万8000円だったと伝えた。

 土産代について、神戸学院大の上脇博之教授は、「土産は自腹で買うべき。“自分の顔を売る”行為に経費を使うべきではない」とコメント。

 これに対し、田崎氏は「政治家はさまざまな情報を得るために会食は土産は必要なもの」と説明。MCの恵俊彰が「田崎さんは本当に守る態勢で」と笑いながら言うと、田崎氏は「いやいや、僕は守ってんじゃなくて実態を説明してるわけですよ」と応じていた。

 一方、恵に「これ(土産代として)提出していれば収支報告書上は問題はないわけですね」と聞かれた上脇氏は「とりあえず形式上はそうです」としつつ、「本当にあなたが支払い義務があるんですか、その政治団体に支払い義務があるんですかということ。自宅の食事のために買っていたら、政治団体に支払い義務はないので虚偽になります。買ったものを誰かにあげちゃったら、それを選挙区の人にあげちゃったら公職選挙法違反になるので、一応形式的な問題がなくても場合によっては違法となる可能性が出てくるので、しっかりと説明してほしいですね」と指摘した。

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