女性のバレンタイン予算1・34倍増 「義理チョコ」には8割超が「参加したくない」

2024年02月08日 16:30

芸能

 2月14日は「バレンタインデー」。女性が男性にチョコレートを贈る国民的行事が1週間後に迫った8日、調査会社インテージがバレンタインに関する意識調査の結果を発表した。調査は全国の15歳から79歳の男女2500人を対象に、1月18日から5日間、実施した。
 調査によるとバレンタインに使う女性の予算は平均5024円で前年比1・34倍の大幅増となった。

 女性が購入するチョコの意味については、家族に贈る「家族チョコ」が44・7%で最も多く、次いで自分のための「自分チョコ」が21・7%、友人に贈る「友チョコ」が13・9%、お世話になった人に贈る「世話チョコ」が13・7%で続いた。職場などで配られる「義理チョコ」は11・7%、恋愛対象者に贈る「本命チョコ」は6・4%だった。

 チョコを誰かに渡す予定はないと答えた女性の割合は、昨年の42・7%から36・4%に減少したが、意味別で最も増えたのは前年比1・64倍の「自分チョコ」だった。

 プレゼント1個あたりの平均金額は「本命チョコ」が最も高く3222円で前年の2306円から大幅増。逆に「義理チョコ」は前年比わずか11円増の970円だった。昨年5月に新型コロナウイルス感染症の分類が「5類」に移行して以降、職場への通勤頻度が上がり、職場の同僚に「義理チョコ」を渡す機会は増えているが、働く女性の大半となる82・2%が「参加したくない方だ」と日本特有の“義理チョコ文化”に否定的だった。

 チョコを買う場所は「スーパー」が46・6%でもっとも多く「デパート」が46・1%、「チョコレート・スイーツ専門店」が23・1%で続いた。前年の調査と比較すると、デパートが8・1ポイント、チョコ・スイーツ専門店が3・5ポイント増えたのに対してオンラインショッピングで購入する「ECモール」派は前年の11・5%から6・7%に減少。アフターコロナを反映し、実店舗の利用に戻る人が増えている。

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